有名ラーメンの新業態「札幌タンメンMEN-EIJI」さっぽろテレビ塔地下に誕生

札幌の有名ラーメン店「麺eiji(MEN-EIJI)」の新業態「札幌タンメンMEN-EIJI」が2020年12月15日、さっぽろテレビ塔(札幌市中央区)地下にオープン。留萌管内産の希少小麦ルルロッソを使うなど、北海道産食材にこだわった札幌タンメンを提供します。(トップ写真:札幌タンメン(提供:SMILE SOL))

新興ラーメンを生み出した札幌の有名ラーメン店「麺eiji(MEN-EIJI)」の新業態

「麺eiji(MEN-EIJI)」は2006年、札幌市豊平区平岸にオープンしました。ラーメン以外の料理からの技法を取り入れ、今までにない新しいラーメンを開発し提供。札幌で自家製麺にいち早く取り組み、麺の重要性を唱えてきました。

札幌市内に現在、4店舗を展開。平岸本店「MEN-EIJI HIRAGISHI BASE(平岸ベース)」、2020年11月オープンの「MEN-EIJI SATSUEKI BRIDGE」(札幌市北区札幌駅)および「MEN-EIJI TSUKISAMU FACTORY」(豊平区月寒)があり、ほかに鴨だし中華そば専門店「DUCK RAMEN EIJI」(札幌市東区など)があります。

平岸店は「ミシュランガイド北海道2017」ではビブグルマンを獲得し掲載されました。いまや人気、実力ともに札幌屈指の札幌新興ラーメン店といっても過言ではありません。

ローソンは2020年11月、平岸本店の人気メニュー「魚介豚骨醤油ラーメン」を「MEN-EIJI監修 魚介豚骨醤油ラーメン」として札幌エリアのローソン各店で発売するなど、その影響力はとどまるところを知りません。

ルルロッソを使ったタンメン専門店が誕生

札幌タンメンMEN-EIJIロゴ(提供:SMILE SOL)

その「MEN-EIJI」の系列店となる「札幌タンメンMEN-EIJI」が2020年12月15日(火)、札幌大通のさっぽろテレビ塔地下1階にオープン。札幌を中心に居酒屋など9店舗を展開する株式会社SMILE SOL(本社:札幌市中央区)が「MEN-EIJI」とフランチャイズ契約を結んだことで実現します。「MEN-EIJI」としては初のタンメン専門店となります。店内内装は「まるやまめろん」などを手掛けるhanninmaeがデザインしました。

看板メニューの「札幌タンメン」(税込880円)は、濃厚白湯スープに自家製麺を使用。沢山の野菜を使っているのでヘルシーなメニューです。

麺は、留萌市や留萌管内小平町で栽培される希少小麦「ルルロッソ」を使った自家製麺です。特注ローラーを使用し、圧延工程で強く長く均等な圧をかける特殊製法により、添加物に頼らずに小麦本来の風味ともちっとした食感のある中華麺を実現させました。

北海道産鶏100%スープは、北海道産丸鶏の胴ガラ、その他部位2種類を加えてじっくりと旨味とコクを引き出しました。強いコクとスッキリとした後味が特徴的です。

タレは日本酒のアルコールを飛ばし、ミネラル分の多い塩を2種類ブレンド。北海道産昆布や少量の醤油・酢で味を整え、程よい酸味、強い塩味と旨味が感じられる仕上がりです。

トッピングは北海道産野菜。キャベツ、玉ねぎ、もやし、にら、にんじんを強火で炒めてから白湯スープを注ぎ入れる製法を採用し、野菜の旨みを引き出しています。また、辛さを選ぶことができます。

札幌タンメンのイメージ(提供:SMILE SOL)

メニューは札幌タンメンのほか、札幌汁なしタンメン(普通・辛い、税込880円)があり、それぞれに唐揚げを付けたセットメニュー(税込980円)も用意しています。このほか唐揚げ単品(税込590円)、鶏油飯(税込250円)、チーロー飯(税込350円)などのメニューも展開します。

営業時間は11時~20時、定休日はありません。オープン記念として当面の間、希望者には無料でライス大盛プレゼントとのことです。