カレーやラーメンが350円から! 札幌第1合同庁舎「道産子ダイニング」

【札幌市】リーズナブルに昼食が楽しめる官公庁食堂を紹介するシリーズ。今回紹介する食堂はコチラ。JR札幌駅の北側にある「札幌第1合同庁舎」の食堂である。

実は筆者、札幌第1合同庁舎を知らなかった。以前、札幌第2合同庁舎の食堂を紹介したときにふっと、「第2合同庁舎」があるんだから「第1合同庁舎」もあるんじゃないのか……と思って探した、というワケだ。

「道産子ダイニング」またの名を「札幌第1合同庁舎食堂」

第1合同庁舎の食堂は地下1階にあった。名前を「道産子ダイニング」と言う。
店長の櫛田氏は、「『道産子ダイニング』という名前をつけていますが、『札幌第1合同庁舎食堂』という名称で呼ばれる方も少なくないです」と話す。

▼道産子ダイニングは札幌第1合同庁舎の地下1階にある

この道産子ダイニングに入るにはひとつの関門がある。関門なんて書くとちょっと仰々しくなってしまうが、入口にゲートがあってフリーパスで入れるわけではないということ。受付で名前と住所などを書いて入館バッチを受け取らないと入れないシステムになっているのだ。ちょっとメンドクサイ……かな。

でも、受付を済ませるだけで誰でも入れるということ、これまでゲートがあるから入れないと思って諦めていた人もぜひ行ってみていただきたい。

▼席数は約300席。昼食時には二回転半するそうだ

一番人気は「味噌カレーラーメン」430円

道産子ダイニングの一番人気メニューは「味噌カレーラーメン」だ。味噌ラーメンにカレー味を足してみたところ人気が出たとのこと。味はもちろんのこと、430円とリーズナブルなところも人気の理由のひとつだろう。

▼いちばん人気の味噌カレーラーメン。これが430円で食べられるのだ

そして2番人気は日替わり定食だ。日替わり定食は3種類用意されていて、鶏をメインにした「はまなす」は500円、魚をメインにした「ラベンダー」は470円、豚肉をメインにした「すずらん」は500円、どれもリーズナブルに定食を楽しむことができる。

▼取材時の「はまなす」、鶏肉のおろしソースであった

そして、週替わりで準備されているのが「フェアーA」と「フェアーB」というセットメニューである。取材した日の「フェアーA」は鶏天そばといなり寿司のセット、「フェアーB」が豚ナスピリ辛丼セットであった。どちらも500円で食べられる。

▼取材時のフェアーBセット。豚茄子ピリ辛丼と味噌汁、小鉢、漬け物のセットである

道産子ダイニングのこだわりを店長の櫛田氏にお伺いすると、「できるだけ道産にこだわっていること」だそう。実際にほとんどのメニューが道産食材を利用しているとのこと。お米も道産の「ななつぼし」と「ふっくりんこ」のブレンドを使っているそうだ。

「13:00からメニュー」はカレーやラーメンが350円で食べられる

道産子ダイニングでは、13時以降になると「13:00からメニュー」というリーズナブルなメニューが登場する。「カレーライス+サラダ」「たぬきうどん/そば+1品」「ラーメン(塩か醤油)」が350円で食べられるのだ。ちょっと遅めの食事になったならこれは外せない。

▼13:00からメニュー

この道産子ダイニング、札幌第1合同庁舎内にあるからお昼時はそこに勤めている人たちでかなり混雑するらしい。300席あるが、ほぼ満員になるとのこと。ここで食べたい! という人は正午になる前、もしくは13時以降に行くことをオススメする。

札幌第1合同庁舎食堂 道産子ダイニング
札幌市北区北八条西2 札幌第1合同庁舎B1F [地図]
電話:非公開
定休日:土・日・祝
営業時間:11時~14時