石簾マサ
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石簾マサ

すべてのしがらみを捨て札幌で永住するぞ……と移住してきた50代のおっさんライター。札幌楽し~い。移住者が見た札幌の楽しさ・良さを伝えていければ……と思っております。

  • 2023/01/25

珍しい”冷燻”を守り続けて70年―余市町「燻製屋 南保留太郎商店」

「冷燻」というものをご存じでしょうか。昔から受け継がれる燻製の手法ですが、時間も手間もかかるため、それほどポピュラーではありません。そんな冷燻を約70年間、3代にわたって守り続けてきた店が余市にあります。「燻製屋 南保留太郎商店」(以下南保留太郎商店)です。果たして冷燻とはどういうものなのか、どんな燻製に仕上がるのか、実際に作っているところを見せてもらいました。

  • 2022/12/07

定山渓温泉街におしゃれなカフェが!アップルパイ専門店「J・glacee」

ここ数年のうちに定山渓を訪れたことのある人なら、温泉街の中心部におしゃれなカフェがあるのを覚えているのではないでしょうか。店頭の赤い幕が印象的な「J・glacee」(ジェイ・グラッセ)というお店です。なんでもスイーツが自慢で、地元で採れる新鮮なフルーツを使って作っているのだとか。佇まいも含め、いろいろとこだわりの見え隠れするこのお店、お邪魔して話を聞いてみました。

  • 2022/11/30

長沼町で70以上年愛される老舗和菓子店「森下松風庵」その人気の秘密とは

アイスやジェラートなどの有名店が多い長沼町に、1950(昭和25)年から続く老舗和菓子店があります。実に70年以上の長きにわたり地元に愛されてきた「森下松風庵」です。たくさんの商品が並ぶ店内ですが、中でもいちばん人気なのが「かりんとう饅頭」なのだそう。森下松風庵の長年に渡る人気の秘密を紹介します。

  • 2022/10/19

小樽の有名観光地「北一硝子」の一世紀以上に及ぶ歴史と魅力に迫る

小樽の街並みを歩いていると「北一硝子」という文字を頻繁に見かけます。それもそのはず、北一硝子は一世紀以上も前からこの地でガラス製品を販売し続け、小樽の発展と共に成長していった会社なのです。その歴史を紐解きつつ、北一硝子三号館とそれぞれに扱っているガラス製品について、ご紹介していきましょう。ガラスのキラキラした魅力に、きっと虜になりますよ。

  • 2022/09/14

釧路のローカルフード「スパカツ」とは?「泉屋」で誕生の経緯を探る

熱々鉄板のミートソーススパゲッティの上に、どどーんと乗ったトンカツ。誰もが魅了されずにはいられないその料理、北海道民なら、もっと言えば釧路市民なら、一目で「あぁ、あれね」と頷くはずです。その名は「スパカツ」。釧路市発祥のローカルフードですが、今や道内のあらゆるお店で食べられるほど人気を得ています。改めて、みんな大好きスパカツのルーツを追ってみました。

  • 2022/07/27

超人気店が集まる激戦区!長沼町界隈の冷たいスイーツ5選

北海道は、言わずと知れたスイーツ天国。特に新鮮な牛乳を使ったアイスやソフトクリームは、チェックしておきたい有名店が目白押しです。北海道ファンマガジンでも、これまでさまざま紹介してきました。今回取り上げるのは、実は超人気店が集まる激戦区、夕張郡の長沼町周辺です。長沼周辺で食べられる冷たいスイーツ5選、五十音順で、いざ!

  • 2022/07/13

釧路の蕎麦はなぜ緑色?道内最古とされる竹老園でその謎を探る!

「蕎麦」という単語で、頭に映像を思い描いてみてください。浮かんだのは、茶色い「田舎蕎麦」ですか、それとも白っぽい「更科蕎麦」でしょうか。実は、同じ質問を釧路市民にすると、多くの人が緑色の蕎麦を思い描くのです。確かに緑色の蕎麦というのもありますが、それが最初に浮かぶというのは、少し特異な感じがします。なぜ、釧路の人は「蕎麦」=「緑色」なのか。その謎を解明すべく、釧路へと向かいました。

  • 2022/06/08

8年前に復活を遂げた!小樽市民に愛され続ける「きまり丼」とは?

地元の人々に愛され続ける名物料理、それは地元の宝もの。小樽にも、そんな宝ものがあるという話を聞きました。20年以上前に生まれた「きまり丼」です。そのおいしさは評判となり、大人気になりましたが、10年ほど前に惜しまれつつ提供が終了。それが2年の時を経て、違う店で復活しました。そのいきさつとは、そしてその丼とはいったいどういうものなのでしょうか。

  • 2022/06/01

なんこ、がたたん、がんがん鍋―炭鉱マンが愛した空知の郷土料理とは

北海道内にはかつていくつかの炭鉱があり、炭鉱によって栄えていた町がありました。炭鉱の閉山と共に活気を失う町も多かったものの、鉱夫とその家族がその地に築いた文化は、今も地元に残っています。中でも体が資本の鉱夫たちが大切にしていたのが、食。そこで今回は、空知の産炭地で育まれた食文化を3つご紹介します。

  • 2022/05/02

シメパフェ文化はなぜ札幌に根付いたのか?仕掛け人に聞くそのルーツ

本州から北海道に移り住んだ筆者にとって、男性諸君が堂々とスイーツを楽しんでいる姿をこれほど頻繁に目撃するとは予想外でした。パリッとした紳士が公園でソフトクリームを舐めていたり、ケーキショップのイートインコーナーでおじいさんがケーキセットを食べていたり。そんな姿を目撃する度に驚いていた矢先のことでした、テレビなどで「シメパフェ」なる言葉を度々耳にするようになったのは。北海道、特に札幌では今やすっかり根付いた感のあるシメパフェ文化。改めてそのルーツや、おすすめのお店をご紹介していきましょう。

  • 2022/04/06

溶けないアイス!? 石狩市の菓子店が開発した新食感の「くずバー」が話題

石狩のとある和洋菓子店で、くずバーなるものが話題になっているとの情報を聞きつけました。くずバー? 何ものなのか検討もつきませんが、不思議と興味をそそられる名前ではありませんか。くずバー。果たしてくずとは何なのか、バーとは何なのか。くすぐられっぱなしの好奇心を抱いて、石狩へと足を運びました。

  • 2022/03/23

新鮮な海鮮丼がワンコインで食べられる!札幌「北海丼丸」の迷い方

北海道に住んでいると、道外の方から「いつでもおいしい海鮮が食べられていいよね」と、よく言われます。 確かに新鮮な海鮮は売っていますし、おいしいです。でもやっぱり値段が高いですし、いつでも食べられるわけではありません。北海道に住んでいても、新鮮な海鮮はお財布に余裕のあるときでないと手が出ないのです。そこで海鮮ファンに朗報です。海鮮丼がワンコインで食べられるお店を見つけてしまったのです!

  • 2022/02/22

土鍋にプリンが?銭函の洋菓子店ガトーフレール名物「土鍋プリン」

子供の憧れである超巨大プリンを土鍋で食べられるお店が銭函にあります!お店の名前は「海の町の洋菓子店ガトーフレール」。口コミで広がり遠方からも車で来られる方も多いお店です!1日100個以上売れることもあるというプリンは、夕方には完売することも多いため予約をしてぜひ行ってみて下さい!

  • 2022/02/16

一日最大2000個も売れるアップルパイで有名!砂川の菓子店「ナカヤ」

1日2000個も売れるアップルパイがある!?砂川スイートロードにあるお菓子屋さん「ナカヤ」を紹介します!「おいしいお菓子をもっと作っていきたい」という思いを支えに、地元の活性化にも貢献を続けています。アップルパイの他にも美味しいお菓子をたくさん掲載していますので、ぜひ一度足を運び、素材にこだわった安心・安全の絶品お菓子を堪能してみて下さい!

  • 2022/02/09

わずか0.7%!?純国産羊肉を提供する、羊肉の概念を変える狸小路7丁目「士別バーベキュー」

ジンギスカンといえば北海道のソウルフード。でも、羊肉独特の臭みが苦手という人も多いのではないでしょうか。そうした臭みがほとんど抑えられ、柔らかくておいしい羊肉があるのをご存じですか?「士別バーベキュー」では普通のジンギスカンとは一味違う、サフォーク種と呼ばれる羊を食べることができます。店名にも他のジンギスカン店と違う点が詰め込まれているそうですよ。