フードアンドムーヴメント(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:江戸勇雄)は2021年2月23日(火・祝)、札幌市中央区の円山地区に「餃子&」をオープンしました。餃子をメインに鉄板焼き、おでんもメニューに加え、「地元密着型でアットホームな店にしたい」としています。
札幌すすきの「北の餃子酒場 上々」を移転オープン
同社は、2017年12月から約3年間、札幌すすきので「北の餃子酒場 上々」(中央区南5条西4丁目)を運営してきました。宴会需要の多い店舗でしたが、昨今の新型コロナウイルス感染症蔓延の影響もあり、店名やメニューをリニューアルしたうえで新天地に移転することになりました。
札幌円山の新店舗は路面店。円山エリアでは珍しい餃子を中心とする店舗です。12坪に18席(テーブル3×4席、カウンター6席)と、前店舗よりミニマムになったものの、メニューでは餃子に鉄板焼きやおでんを加えて魅力がアップしました。
新店舗名「餃子&(ぎょうざあんど)」には、餃子専門店ではなく、餃子に加えてさまざまなメニューを提供したいという意味が込められています。「悩んで悩んで決めた」と江戸社長は振り返ります。
にらとニンニクを使わないのにジューシーな焼き餃子
メニューは、前店舗でもメインメニューだった焼き餃子(税込み550円)がメイン。具材はシンプルに肉とネギだけで、肉汁がたっぷりの餃子として人気を得ています。
驚きなのは、餃子そのものに、にらとニンニクを使ってないこと。「それを推してないけど(笑)、にらとニンニクを使ってないのにジューシーでおいしいというのが売りかもしれない」と江戸社長。
おいしい食べ方について花田恭平店長は、「焼き餃子は酢胡椒で提供している。酢の中に胡椒をたっぷり入れていて、さっぱりと召し上がっていただける」と説明します。
実際に口に入れると、にらとニンニクを使っていない分、酢胡椒が良いアクセントに。食べた後も口の中をさっぱりさせ、くどくないのが喜ばれそうです。一皿で満足できますし、冷めても味が落ちないのも特長です。
餃子メニューには他に、ラム餃子、もちもち水餃子などがあります。
鉄板焼きとおでんも絶品
餃子に加えて、鉄板焼きもおすすめ。今回新たにメニューに取り入れた野菜巻き(税込み各250円)は今流行りで、レタス、万能ねぎ、オクラ、梅しそ、えのき、舞茸、トマト、豆苗、ニラキムチ、ザーサイから選べます。
鉄板焼きには他に十勝牛ステーキ、ソース焼きそば、お好み焼き、モダン焼きなどがあります。写真はお好み焼き(豚)。ふわっとしていて、しゃりしゃりとした具材も楽しめます。
おでんは、たまご、ちくわ、大根、厚揚げ、じゃがいも、牛すじ、たこ、出汁タコ焼き、つぶなどがあり、各150円~400円(税込み)。写真は、たまご、ちくわ、大根、こんにゃく、たこ。あっさりとした味わいと、味のしみ込んだ具材を楽しむことができます。タコは弾力もあり、とてもおいしくいただけます。
このほか、馬刺し、鶏唐揚げ、大根サラダ、デザートまで提供。にら玉(税込み500円)やトマトのお浸し(税込み650円)は人気メニューです。
ビールは瓶ビールのみの提供。栓抜きゲームがあったり、駄菓子が置いてあったり、店頭には箸で持ち上げた大きな餃子の看板と、遊び心も随所に見られます。
花田店長は、「円山特有の地域密着型店舗として、これまでの経験をもとにアットホームな空間を作れる自信はある。まさに『円山チャレンジ』。毎日来ても喜んで帰っていただけるような場所にしたい」と来店を呼び掛けています。
店舗名 | 餃子&(ぎょうざあんど) |
所在地 | 札幌市中央区南3条西23丁目2-23エクセルハイム円山1階 (地下鉄東西線 円山公園駅から徒歩約5分) |
電話 | 011-590-1346 |
営業時間 | 16時~23時(L.O.22時) |
※密にならないよう換気は充分、座席間隔もしっかりあけて十分な対策をして営業しています。