すすきの界隈でランチに迷ったら大盛りで安い「豊水すすきの駅食堂」へ

北海道に来たことがない人でも知っている街「すすきの」。繁華街として有名な(ネオン街としての方が名が通っているかも)街である。 お店がけっこう並んでいるので、ランチ選びには困ることない……と思いがちだが、そうは問屋が卸さないのが世の常。 リーズナブルな価格でランチを提供しているお店が少ないのだ。 そこで今回紹介するのが「豊水すすきの駅食堂」だ。

豊水すすきの駅の上にある札幌市交通局社員食堂

地下鉄東豊線「豊水すすきの駅」には札幌市交通局の東豊線乗務区(地下鉄の乗務員が勤務するビル)があり、「豊水すすきの駅食堂」はそのビルの中にある。そう、「豊水すすきの駅食堂」は札幌市交通局の社員食堂なのだ。

▼このビルの2階に「豊水すすきの駅食堂」がある

豊水すすきの駅食堂に行くには、メインの入口を入ると正面にあるエレベーターか階段で2階に上がればいい。真正面に目的の食堂がある。 はじめて行った人はビルの入口で、「一般の人が入っても大丈夫なの~?」 と思ってしまうような感じだが、大丈夫! お聞きしたら「一般のお客さんもどんどん利用してください」とこと。勇気を出して入ってみよう。

▼入口を入ると券売機と1週間のメニューが貼られている

食堂の入口を入ると右側に券売機が置かれていて、その右のガラスには1週間の日替わり定食の献立が貼られている。月曜日の朝にその週の献立が貼られるのだそうだ。

▼食堂内はこんな感じ。窓が大きくて多いので明るくて開放的な雰囲気だ

食堂の北側と西側の壁はほとんどが窓。なので明るくて開放的なのがいい感じ。テーブルは15あり、椅子は55席準備されている。お昼時(12時ぐらい)には混雑するそうなので、並んだり混み合ったりするのが好きじゃないという人は、その時間を避けていくといいだろう。

営業時間は、朝の7時半からお昼過ぎの3時半までだそう。夜勤明けで利用する人もいるので朝早くから開けているそうだ。定休日は盆と正月ぐらいで、土日祝も開いているとのこと。いつでも開いているというのはありがたい。

いちばん人気は日替わり定食

さて、気になるメニューを2~3紹介しよう。

いちばん人気は日替わり定食だそう。A定食とB定食が用意されていて、肉系と魚系が提供されているとか。ただし、必ず肉、魚という風に分かれているわけではないとのこと。 日替わり定食はどちらも税込で500円。写真を見ていただければわかると思うが、このボリュームで500円はありがたいね。 取材させていただいたときは生姜焼きと白身魚フライがメインのおかずでひじきの煮物が副菜として付いていた。

▼いちばん人気の日替わり定食。このボリュームで500円(税込)なのが嬉しいね

大食いの人に人気あるのが、ミニ目玉カレーとそば定食だそう。カレーとそばのセットが税込で570円は安い。カレーの上に目玉焼きが乗っているのが嬉しいね。そばではなくうどんにすることも可能だそう。ガッツリ食べたいという人にはオススメだ。

▼大食いの人に人気があるミニ目玉カレーとそば定食は570円(税込)だ

セットメニューだけでなく、そばやうどん、ラーメン、カレーライスや丼などもリーズナブルな価格で用意されている。かけそば、かけうどんは310円、ラーメンは440円(正油、味噌、塩がある)、カレーライスは400円(どれも税込)である。丼はカツ丼と親子丼があり、カツ丼が570円、親子丼が480円だ。

▼親子丼は480円(税込)で、サラダと漬け物と味噌汁が付いている

お店の方にお話をお伺いすると「男性職員が多いので、量はけっこう多めにしている」とのこと。いくつかを見させていただいたが、どれも普通のお店では大盛りで通るぐらいの量が入っていた。お昼をお安くがっつり食べたいという人にはオススメだ。すすきの界隈でなにか食べたい人はいちど訪れてみるといいだろう。

札幌市交通局 豊水すすきの駅食堂
札幌市中央区南6条西1丁目3-1 札幌市交通局東豊線乗務区2F
TEL:011-552-6215
営業時間:7時30分~15時30分(月~金)、8時~15時30分(土日祝)
定休日:盆・正月