創業140年超のイタリア発チョコ・ジェラート「ヴェンキ」が北海道に初出店

創業140年以上の歴史を持つイタリア発のチョコジェラテリア(チョコレートとジェラートの専門店)Venchi(ヴェンキ)が2021年9月、北海道に初上陸します。北海道1号店の地として選ばれたのは、札幌中心部の大通公園に近い「パルコ札幌店」。地下2階のリニューアルに合わせてオープンします。

北海道初上陸店舗は全国9店舗目

CIAO SAPPORO(提供:ヴェンキ・ジャパン)

ヴェンキは、チョコレートへの情熱を持ったシルビアーノ・ヴェンキによって、イタリアのピエモンテで1800年代に創業しました。1878年にヴェンキ社が設立され、同時にヴェンキのアイコン的チョコレート「ジャンドゥイオット」(イタリアの食文化で育まれたヘーゼルナッツとチョコレートの組み合わせ)が生まれました。

今でも数世紀の歴史を持つイタリアのレシピを守りつつ、革新的な新しいフレーバーの開発を続けています。例えば、2007年にはジェラートのレシピ開発をスタート。天然由来のものを中心とした原料を使用し、合成香料・着色料・添加物の使用を抑えて鮮度にこだわって作られています。

現在はイタリア以外にも、ロンドン、ニューヨーク、香港、ドバイなど世界各地に125の直営店を展開し、70か国以上に輸出されています。国内では、銀座店など東京都に5店舗、横浜市、名古屋市、大阪市の計8店舗を展開しており、北海道上陸により9店舗となります。

パルコ札幌店地下2階にオープン

ヴェンキ パルコ札幌店イメージ(提供:ヴェンキ・ジャパン)

2021年9月17日(金)にオープンする北海道の店舗は「ヴェンキ パルコ札幌店」。札幌パルコ地下2階は2021年秋、インターナショナルブランドをはじめ新たに7店舗がオープンするなど、大規模リニューアルを予定しており、ヴェンキはその一角(72.07平方メートル)に出店します。

ヴェンキの店舗は華やかな世界観が特徴で、パルコ札幌店でもヴェンキ各店舗の象徴となっている花鳥柄を壁面全体に施します。

同店では、ヴェンキの特徴的なPICK&MIX(量り売りスタイルのチョコレート)やプラリネ、ギフトボックス、チョコレートバーなどの他、16種類のジェラートを提供します。

ジェラートの新フレーバー「オータムカスタードクリーム」 (提供:ヴェンキ・ジャパン)

新店舗オープンを記念して、ジェラートの新フレーバー「オータムカスタードクリーム」を先行限定で発売。卵黄を使用したカスタードジェラートに、マンダリンとジンジャーを加えてミルクチョコレートチップを混ぜ込んだ、秋を感じさせるフレーバーです。

本場のイタリアンジェラートを札幌で味わって

ジェラート3種
ジェラートシェイク(提供:ヴェンキ・ジャパン)

北海道に出店することになった経緯について、ヴェンキの日本法人ヴェンキ・ジャパン株式会社の広報担当者は、「東京に来られない方にもお届けすべく、全国に届けたいという思いを持って、まずは100万都市への出店を進めています。札幌は当初から出店したいと願っていたロケーションで、食が豊かでスイーツにも深い興味と敏感なアンテナをお持ちの方が多い北海道に出店できることを楽しみにしていました」と話します。

また、「まずは、140年以上変わらないレシピで作り続けられる伝統のチョコレート『ジャンドゥイオット』をまずはお試しいただきたいです。また、本国と同じレシピ、指定の原材料、同じ機械や行程を経て作られている本場のイタリアジェラートを札幌で味わっていただきたいです」と、北海道民への来店を呼び掛けています。

「ヴェンキ パルコ札幌店」のオープンは2021年9月17日(金)。営業時間は10時~20時。

オープン日前日のメディア内覧会の様子

レゴラーレ(M)のラズベリートッピングのコーンに、Venchiイチオシのクオール・ディ・カカオ、ピスタチオ、そして札幌先行発売となるオータムカスタードクリームの3フレーバーを盛り付けていただきました。