高級食パン店「僕のパン屋 純情セレナーデ」が東札幌にオープン!

2020年7月4日(土)、札幌市白石区東札幌に高級食パン特化型ベーカリー「僕のパン屋 純情セレナーデ」がオープンします。それに先立つ7月3日(金)には内覧会が行われ、その全貌が明らかになりました。

大好きな北海道のためにパンで地域活性化目指す

▼ベーカリープロデューサー岸本さん(左)とオーナーの門脇さん

「僕のパン屋 純情セレナーデ」をオープンしたのは、個人オーナーの門脇圭祐さん。北海道出身の門脇さんは、もともとものづくりに興味があったといいます。4~5年前にベーカリープロデューサー岸本拓也さん(ジャパンベーカリーマーケティング/神奈川県横浜市)の存在を知り、実際に会った際に縁を感じ、20年勤め上げた北海道庁の退職・開業を決意しました。

道職員としての経験もあって、大好きな北海道のためにという志や純粋に素直な心とパンで地域活性化を目指したいとの想いから「僕のパン屋 純情セレナーデ」という店名を付けました。

コンセプトは、「美味しいパンで街の人たちを笑顔にしたい! そんなパンを愛する職人が、お客様とパンに向けて愛のセレナーデを奏でます」。

店舗面積49.58m2の店内は、オーナーの人柄がにじみ出る雰囲気。「(道庁時代と)畑違いで全く新しい分野への挑戦だが、スタッフと一緒に美味しいパンを提供していきたい」と意気込みを語りました。地元道民をはじめ、地域に愛される店作りに努めていくとしています。

プレーンとレーズンの2種類の食パンに特化

同店の商品は、プレーンとレーズンの2種類の食パンに特化しています。

▼2種類の食パン

プレーンは「僕の食パン」で、税抜800円、2斤(12×12.5×25.5cm)。くちどけが良く、耳までふわふわな食感を生み出すために国内での飼育は1%未満という希少性の高いジャージー牛から生まれた、濃厚な甘みとコクが特徴の生クリーム(添加物不使用)と牛乳両方を贅沢に使用しています。「最初に食べてほしい」と門脇さんはおすすめしています。

レーズンは「夕焼け果実」という名がつけられました。税抜980円、2斤(サイズは同)。しっとり柔らかな口溶けと甘みのある生地、シャンパンの清涼感と芳醇な香りが漂うレーズンを合わせています。大粒で瑞々しいレーズンの酸味がギュッと詰まった味わいに心奪われてしまう、果実味あふれる美味しさです。

看板商品の2種類の食パン以外にも。塩パン、あん塩パン、メロンパン、チョココロネ、ジャンボフランクなども提供。食材にもこだわり、先述のジャージー牛乳とジャージークリームはもちろん、上品な香りと芳醇な味わいを与えてくれる国産バター、優しい甘みと深みのある甘さをプラスしてくれる蜂蜜が使われています。

▼塩パンなど食パン以外のパンも提供

▼店舗でパンを製造する

駄菓子屋の兄ちゃんのイメージで

ベーカリープロデューサー岸本さんによるプロデュースは、全体で169店舗目、札幌市内では3店舗目となります。周辺に住むファミリー層をメインターゲットに、1日100~150本の販売を目標にしているとのことです。

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岸本さんは、「オーナーの門脇さんには駄菓子屋の兄ちゃんのイメージを付けたかった。下町チックな雰囲気で『百点とったよ』と子どもたちが報告しに来るような親しみやすい店にした。そのため子どもたちがお小遣いで買えるようなパンも考えた。駄菓子屋に入ったときのようなワクワク感があるパン屋を目指したい」と話しています。オーナーをモチーフにした紙袋は、同店オリジナルです。

札幌市営地下鉄東西線東札幌駅から徒歩1分、南郷通沿いという立地の良さもあり、今後注目を集めそうです。オーナーの門脇さんは、「従業員一同真心を込めて美味しいパンをご用意していますので、ぜひ皆さんお越しください」と来店を呼びかけています。

「僕の食パン 純情セレナーデ」店舗情報

所在地:北海道札幌市白石区東札幌3条2丁目1番57号 東札幌ハイツ1F
電話:011-598-9058
定休日:不定休
営業時間:10時~18時
駐車場:なし