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編集部

  • 2020/05/25

開拓使のシンボルはなぜ五稜星になったの?知られざる北辰旗の歴史

サッポロビール博物館、札幌開拓使麦酒醸造所、札幌市時計台、北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)、豊平館、清華亭、北海道大学北方生物圏フィールド科学センター植物園の博物館本館。明治初期に建築されたいくつかの歴史的建造物には決まって、あるマークが刻まれています。それが「★」のマークです。

  • 2020/05/15

北海道のサイズを日本列島・世界各国地域と比べたらどうなるのか

北海道は日本列島では大きい島です。「北海道はでっかいどう」とはよく言ったもので、日本列島では九州と四国を合わせたほどの面積を有します。本州でも、東京都大阪を余裕で包含できるサイズであると言われます。北海道民や北海道出身者、北海道を自ら運転して旅したことのある人であれば、その規格外なサイズ感をつかめると思いますが、そうでなければ、北海道の大きさは感覚でもわからないかもしれません。そういった背景もあってか、北海道の空の玄関口である新千歳空港地下にあるJR新千歳空港駅改札口の前には、北海道のサイズを本州にあてはめた地図が大きく掲げられています。

  • 2020/05/13

角田村はなぜ栗山町になったのか―町制施行と同時に改称した理由に迫る

空知管内南部に位置する栗山町は、オオムラサキの北東限の地、老舗メーカー小林酒造、日本一のきびだんごの谷田製菓のまちとして知られています。そんな栗山町は、町制施行の前は「角田村」と呼ばれていました。なぜ角田村から栗山町に改称されたのでしょうか。その歴史をたどると、角田vs栗山の村民を巻き込んだ対立構造があったのでした。

  • 2020/05/07

旭川家具メーカー約30社が集結!旭川デザインセンターの魅力とは

旭川市といえばどんなイメージがあるでしょうか。ラーメンや旭山動物園が有名ですが、産業としては日本有数の木製家具の産地という顔も持っています。旭川地域の家具やクラフトのショップ、そしてデザインの発信拠点が「旭川デザインセンター」。ここ最近のリニューアルで、ますます魅力的な施設に生まれ変わりました。隣接するカフェ&ダイニング「パレンタ」とともにご紹介します。

  • 2020/04/29

あの文豪「夏目漱石」が岩内町に住んでいた?戸籍が示す意外な関係性

坊ちゃんと旧千円札で有名な作家・夏目漱石(1867-1916)。明治時代から大正時代にかけて活躍した日本を代表する文豪です。出身地は江戸(東京)で、北海道にゆかりのある人物です。でも、彼自身はそのゆかりの地を訪れたことはないそうです。いったい、どういうこと? 後志管内岩内町にその記録があるので、行ってみました。

  • 2020/04/22

狩太町はなぜニセコ町になったのか―全国2番目のカタカナ町名誕生の経緯

観光リゾート地として国内外から人気の高い後志管内ニセコ町。「スキーとニセコ連峰」として北海道遺産に選ばれたスキーリゾートを有する場所です。一方で、羊蹄山周辺の支笏洞爺国立公園、ニセコアンヌプリ周辺のニセコ積丹小樽海岸国定公園、清流日本一に選ばれた尻別川の流れる場所として、自然豊かな地としても知られています。そんなニセコ町はかつて、「狩太町」(かりぶと)と呼ばれていました。なぜ「ニセコ町」に改名したのでしょうか。それは、国定公園指定の頃にまでさかのぼります。

  • 2020/04/14

【新千歳空港→札幌都心】JRと連絡バスどちらが便利なの?お得なの?

北海道の空の玄関口、新千歳空港。空港利用者の多くが札幌市へアクセスしています。札幌都心と新千歳空港を結ぶ交通手段として、JR千歳線の快速エアポート/特別快速エアポートがありますが、もう一つ忘れてならないのが、北海道中央バスと北都交通が共同運行する新千歳空港連絡バスの存在です。どちらを利用したら良いのでしょうか。どちらが便利なのでしょうか。比べてみました。

  • 2020/02/25

冬の「にょろにょろ」に会いに北海道三大氷筍スポットへ行こう!

「にょろにょろ」をご存知ですか? 「氷筍」という言葉のほうがわかる方も多いでしょう。冬の洞窟内にたけのこ状に無数にできあがる氷の柱のことで、あのにょろにょろに姿形が似ていることから「にょろにょろ」と呼ばれ親しまれています。この「にょろにょろ」、厳冬期に氷点下を迎える地域でしか生じない現象であることから、北海道は観察に適した環境が整っていると言えます。では、どこにいけば「にょろにょろ」に会えるのでしょうか。