2012年9月4日未明、残暑厳しい札幌市内を雷と豪雨が襲った。鳴り続ける雷の音で寝ようとしていた市民に寝付けない人が続出。市内の一部で停電が発生したほか、ネット上ではハッシュタグ #FinalSapporo も登場した。
札幌市内東部を中心に雷鳴の報告が届いた。これまで経験してきた雷の中でもトップ3に入るほどだと表現する人もいるほど。雷雲が札幌市をピンポイントで襲い、雷の音や響きが普通のレベルではなかった。雷のたびに地面が揺れる、家が揺れるということが多く、さらに稲妻の光もすさまじく、こうしたことがずっと続いたため、さすがに眠れない市民が続出した。
近年稀にみる雷により、市内各所に雷が落ち、白石区・中央区・南区の一部などで停電が発生、中央区では信号機が正常に作動しない個所が発生した。消防では消防車を多数警戒出動させた。すさまじい雷鳴は、一部では4時頃まで続いた。
twitterでは札幌市民が多く呟いたため、深夜にも関わらずタイムラインが賑やかに。3時過ぎには、ハッシュタグ #FinalSapporo が登場したが、このたびの雷が札幌の終末を感じさせるほど恐怖を感じさせるレベルだったことが伺える。(写真はイメージ、ただし明るさはこの比ではない)