業界初?薄皮焼き芋あんぱん専門店「夜の鶴、月の芋」が札幌大通に誕生

北海道札幌を中心に「粋な居酒屋あいよ」「粋な北海道炉端あいよ」「大衆串横丁てっちゃん」「大衆酒場さぶろう」を9店展開する、株式会社SMILE SOL (本社:札幌市中央区、代表取締役:小川 宏)は2020年7月15日(水)に新業態「薄皮焼き芋あんぱん専門店『夜の鶴、月の芋』」をオープンします。

薄皮焼き芋あんぱんとは聞き慣れない言葉。いったいどんなものなのでしょうか。オープンに先駆けて行われた内覧会の様子とともにご紹介します。

パンプロデュース集団がプロデュース

プロデュースしたのは、「まるやまめろん」や「ことにサンド」といったテイクアウトショップで大行列を作ってきたパンプロデュース集団。スイーツとしていまトレンドの「さつまいも」を使って、業界初(?)薄皮焼きあんぱんで新しい味覚を届けたいと、新業態店舗を開設することにしました。

行列必至!めろん食パンの甘い香りで幸せに包まれる「まるやまめろん」

▼奥井俊介さん(右)

株式会社K.A.M rich foods グランドデザインプランナー奥井俊介さんはオープンの経緯について、「焼き芋はみんな大好きだし、パンは国民食なので、薄皮焼き芋あんぱんがあったらいいよねという構想だけはあった。極力、餡を楽しんでほしいからパン生地は薄く、存在感のあるパンができないかと開発を進め、ようやく答えにたどり着いたことから今回オープンするに至った」と話します。

▼店舗名の由来はタンチョウ鶴と夜の月

「北海道なのでタンチョウ鶴をいつか使いたいと考えていた。調べたら、夜鳴く子鶴を親鶴が包み込んで温める所作がいいなと。それで『夜の鶴』に、餡を優しく包み込む作り手の愛情を表現。中の餡は夜に浮かんでいる黄色の月をイメージ。黄色く光る蜜の濃さを物語るさつまいも餡を例えて『月の芋』とした」と、ユニークな店舗名の由来について説明します。

北海道産小麦ゆめちからを使用!割合は餡9:皮1

看板商品の「元祖薄皮焼き芋あんぱん」は1個400円の予定。皮に北海道産小麦ゆめちからをセレクトしていることから、ふんわりとしたパンが仕上がり、薄皮にすることでもちもち食感が楽しめます。

餡は、全国からその時期に一番美味しいさつまいもを直接仕入れて使用。さつまいも本来の甘さを生かした餡作りを心がけているといいます。たっぷり餡を楽しんでもらいたいとの気持ちから、皮はできるだけ薄く焼いています。割合はなんと、9:1。

ひとつ食べるだけで意外にもガツンときます。「菓子パンだけど、ランチにも、単純にパンとしても楽しんでもらえるようにした」と奥井さんは話します。

他の商品としては、ソフトクリームも展開予定。焼き芋を練り込んだワッフルをカップとしたモンブランソフトを近日中にも提供できる予定だといいます。(手焼きワッフルのソフトクリーム税込み500円、焼きいもんぶらんソフトクリーム税込み650円など予定。)

札幌の銘菓のパッケージを生み出してきたパッケージデザイナーを採用し、さつまいもをイメージした紫と薄茶色のツートンカラーのパッケージにした「おみやセット」(3個、税込み1,350円)は、友人や家族へのお土産に最適。札幌新土産を目指します。

「他の人に勧めやすい商品となっていると思う。まず食べていただき、広めていただけたら」と奥井さん。テイクアウトショップですが、間借りしている居酒屋でも食べることができるそうです。

【映像】動画で見る「夜の鶴、月の芋」

店舗概要:薄皮焼き芋あんぱん専門店「夜の鶴、月の芋」

所在地:札幌市南1条西5丁目17-2 プレジデント松井ビル1F
定休日:なし
営業時間:10時~売り切れまで
電話:050-5286-0892