札幌市内にはこんなに滝がある!ぶらりと行ける札幌の滝7選

日本列島を猛暑が襲った2018年の夏。ちょっと夏バテ気味だなぁと感じたら、滝なんていかがでしょう。暑い時には少しでも涼しい気分になれる何かを求めるもの、しかもマイナスイオンのオマケ付きとあれば、これはもう出かけるしかない!

実は札幌近郊でも見られる滝が、結構あるのです。札幌市民はもちろん、観光で札幌を訪れているみなさんも、ちょっと足を伸ばしてみませんか?

札幌で滝を見るなら、滝野すずらん丘陵公園へ

▼アシリベツの滝

まず最初にご紹介するのは、滝野すずらん丘陵公園にある「アシリベツの滝」です。日本の滝百選にも選ばれているこの滝は、26mの落差を誇り、札幌市内でも最大級の男性的な滝として知られています。ちなみに向かって右側が雄滝、左側が雌滝です。

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▼鱒見の滝

アシリベツの滝と同じく、滝野すずらん丘陵公園にあるのが「鱒見の滝」です。アシリベツの滝が男性的なのに対し、鱒見の滝は女性的とされ、落差も18mとそれほど高くはありません。しかし岩肌を流れ落ちる様を間近で見ることができるため、訪れた人に喜ばれています。

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国営滝野すずらん丘陵公園
所在地:北海道札幌市南区滝野247
電話:011-592-3333(滝野公園案内所 総合案内)
公式サイト

平和の滝・星置の滝・乙女の滝

▼平和の滝(写真提供:三津田薫)

西区の手稲山登山道入口付近にあるのが「平和の滝」です。駐車場から遊歩道の階段を下っていくと、すぐに落差10mの滝が見えてきます。札幌市街地からも近いため、遠足で訪れたことがある市民も多く、身近なマイナスイオンスポットとして親しまれています。

所在地:北海道札幌市西区平和435
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▼星置の滝

札幌市と小樽市の境、星置川にかかる落差12mの男性的な滝です。滝壺に向かって、途中で向きを変えて二段になって流れ落ちていきます。ちなみに近づくためには川に入る必要があるのですが、かなり深い場所もあるため、おすすめできません。滝見台から楽しみましょう。

所在地:札幌市手稲区金山
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▼乙女の滝

星置川の支流にあるのが「乙女の滝」です。岩肌を伝う姿は女性的なたおやかさがあり、まさにその名の通り。落差は8mで静かに流れ落ち、涼を求めて来る人を癒やしてくれます。ただし、付近は熊が出ることもあるので、熊避けのベルなどを持参すると安心です。

▼今夏(2018年)も出没情報が(写真提供:三津田薫)

所在地:北海道札幌市手稲区手稲金山
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豊平峡ダム近くにある九段の滝

▼九段の滝

豊平峡ダムへと向かう途中にある「九段の滝」は、冷水トンネルを抜けた第一滝見橋から見ることができます。車やバイクでは乗り入れできない場所なので、札幌岳登山道入口に駐車し、徒歩で向かってください。滝まで約15分強の道のりです。

▼豊平峡ダム

ちなみに滝から豊平峡ダムまでは徒歩わずか10分弱です。せっかくならダム見学も楽しんじゃいましょう。駐車場から豊平峡ダムまで往復のバスが出ているので、往路にバスを利用してダムまで行き徒歩で戻って滝を見るか、もしくは徒歩で滝を見に行って豊平峡まで行きバスで戻ってくる方法もあります。バスは片道350円、往復なら620円です。

九段の滝
所在地:幌市南区定山渓
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豊平峡ダム
所在地:札幌市南区定山渓840番地先

札幌の住宅街にひっそりと

▼精神河畔公園

最後に、札幌の住宅街にひっそりと存在する滝らしいものをご紹介しておきましょう。中の島と平岸の間を流れる精神川に、宅地造成の際にできた落差1.5mほどの小さな滝があります。本物の滝ではないものの、生活圏にポッと現れるそれは、散歩に訪れた近所の人々を和ませているようです。

所在地:豊平区平岸1条17丁目

▼精神川にある滝のマップ

札幌近郊でも、意外と多くの滝が存在するものです。海や山へ遊びに行くのはそれなりの準備もあって大変ですが、滝見物なら気軽に出かけることができます。ドライブがてら、デートがてら、滝を見に行くというのも乙なもの。夏のみならず、秋になれば紅葉が美しい場所もあるので、ぜひ訪れてみてください。