北海道発祥のラーメンサラダとは?

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 冷やし中華、冷やしラーメン、冷麺、そしてラーメンサラダ。どれも似たようなものですが、ラーメンサラダは北海道発祥で、主に道内で広く定着しているご当地料理の一つになりました。(画像はイメージです)

 冷やし中華は主に東日本で呼ばれる料理、冷麺は主に西日本で呼ばれる料理です。冷やした中華めんの上に、千切りきゅうり、錦糸卵、トマトやハムなどを載せたものです。北海道では冷やしラーメンとも呼ばれます。

 そんな冷やし中華・冷やしラーメンとは異なるのが、ラーメンサラダという新勢力。北海道の学校で給食メニューにもなっているほか、居酒屋でも定番メニューになっています。ラーメンサラダとは??冷やし中華とはどこが違う?


 冷やし中華とラーメンサラダは似ていますが、違うのは、野菜とラーメンの量のバランス。冷やし中華はあくまでメインは中華めん。ラーメンサラダはサラダがメイン。したがって、量も必然的に変わってきます。ラーメンサラダはサラダが多く、ラーメンはサラダに比べ少ない傾向があります。ドレッシングが合います。

 ラーメンサラダの始まりは、札幌市の札幌グランドホテルのビアホール「ビッグジョッキ」がオープン時に考案したものという説が有力。ラーメンにレタス・トマト・キュウリ・エビ・貝類をのせたラーメンサラダは1985年以来メニューになっており、現在も元祖ラーメンサラダとして親しまれています。

 現在は北海道各地で知られ、全国でも居酒屋で提供されるようになってきました。そうした功績をたたえ、2004年12月9日に北海道製麺協同組合から感謝状が贈られました。