”一匹”300円!釣り竿で釣り上げる 帯廣神社の「鮭みくじ」はいかが?

2016年4月より順次発売が開始された、北海道のご当地みくじシリーズ「えぞみくじ」。北海道ファンマガジンでは、これまでに根室の金刀比羅神社函館の湯倉神社苫小牧の樽前山神社のえぞみくじを紹介してきました。目指すは、いざ、コンプリート! というわけで今回訪れたのは帯広の帯廣神社です。最後にご紹介する可愛らしい御朱印帖も必見ですよ。

帯廣神社のえぞみくじは何がモチーフ?

▼国道38号線沿いにある帯廣神社

えぞみくじを知らない人のために、最初に少しご説明を。道内で繋がりのある神職さんたちと一緒に、地元の名産や魅力あるものをモチーフにおみくじを作ろうと始められたのが、このえぞみくじです。見た目のユニークさはもちろん、おみくじを開けば北海道弁で記されていて、今ではお土産としても人気です。

▼境内のえぞみくじコーナー

さて、帯廣神社では一体どんなえぞみくじと出会えるのでしょうか。さっそく境内に入ってみましょう。

▼1回300円、ではなく、1匹300円

何がモチーフになっているのか、写真を見ればもうおわかりですね。帯廣神社のえぞみくじは「鮭みくじ」。鮭がモチーフとなったおみくじを釣り竿で釣り上げます。

▼なんだか憎めない顔

よく見ると「魔鮭福鱒」(魔を避けて福が増す)と書かれていて、えぞみくじ特有のダジャレも健在です。根室の「福ざんまい」、函館の「イカすおみくじ」、苫小牧の「貝運一念発起」と今回で、4つ目のえぞみくじをゲットしました。コンプリートまでは、あと2つです。

大黒様をお祀りする帯廣神社

▼約1万坪もある緑豊かな境内へ

帯廣神社の歴史を辿れば、明治時代にまで遡ります。開拓後、間もない頃の記録に帯廣神社と称された祠の前で、祭礼が営まれた旨が残っているのだそう。以降、神社は町の発展と共に歴史を重ねてきました。現在の社殿は、1979(昭和54)年に造設されたものです。

▼美しく荘厳な現在の社殿

また、緑豊かな境内は1974(昭和49)年に北海道の環境緑地保護地区に指定されています。ハルニレ、クルミ、サクラ、カツラなどの大経木が自生しており、エゾリスやシマリスなどの小動物、アカゲラやムクドリなどの野鳥が多く住み着いています。境内を歩くだけでも心地良く、静かで豊かな時間を過ごすことができるはずです。

▼こんなに可愛い御朱印帖が!

最後に、帯廣神社で購入できる御朱印帖もご紹介しておきましょう。今人気のシマエナガが描かれた、なんとも可愛らしい1冊です。実は運が良ければ帯廣神社でシマエナガが見られることもあるのだとか。

▼十勝護国神社の御朱印も

さっそく兼務神社であるお隣の十勝護国神社と共に、御朱印をいただきました。持っているだけでテンションが上がる御朱印帖に、さらにパワーをいただいた気分になれます。帯廣神社には大黒様が祀られており、縁結びや商売繁盛などのご利益もあると言います。ぜひ参拝して、えぞみくじや御朱印帖をゲットして、いい運も取り入れてくださいね。

帯廣神社
所在地:北海道帯広市東3条南2丁目1番地
電話:0155-23-3955
公式サイト