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根室明治公園サイロがフォトジェニックな近代化産業遺産ランキングで1位に

  

根室市の明治公園サイロが、みんなでつくる地域応援サイト「生活ガイド.com」で実施された「フォトジェニックな近代化産業遺産ランキング」で全国1位に輝きました。トップ10では北海道から唯一の選出です。

フォトジェニックな近代化産業遺産ランキングで全国1位に

同サイトは、株式会社ウェイブダッシュ(本社:東京都)が運営。みんなのランキング第16回は「フォトジェニックな近代化産業遺産ランキング」がテーマで、2020年7月~8月にかけての1ヵ月間でインターネット調査。写真映えする近代化産業遺産を厳選したうえで、生活ガイド.com会員、男女223名からの投票で決定しました。

トップ10は下記の通りです。

順位近代化産業遺産所在地
1位根室明治公園サイロ北海道根室市
2位奈良ホテル奈良県奈良市
3位旧済生館本館山形県山形市
4位根岸森林公園神奈川県横浜市
5位韮山反射炉静岡県伊豆の国市
6位三池炭鉱万田坑福岡県大牟田市
6位陶栄窯(常滑の登窯)愛知県常滑市
8位大井ダム岐阜県恵那市
9位松本酒造酒蔵京都府京都市
10位角島灯台山口県下関市

トップ10からわかるように、1位に輝いたのは北海道根室市の「根室明治公園サイロ」でした。この遺産は、北海道における近代農業や食品加工業などの発展の歩みを物語る近代化産業遺産です。

根室明治公園サイロの特徴

根室明治公園サイロがフォトジェニックな近代化産業遺産ランキングで1位に
明治時代に開拓使根室牧畜場として創設された

根室明治公園は、根室市市街地からほど近い場所に位置しています。1875年、北海道で二番目に歴史ある牧場、かつ国内二例目の国立牧畜場として創設された「開拓使根室牧畜場」の跡地を活用して公園化しました。「根室十景」「日本の歴史公園100選」のひとつなっており、市民の憩いの場となっています。

広々とした芝生の緑の中に、昭和初期(1932年に一基、1936年にニ基)に建造されたレンガ造りのサイロが3基並んでおり、中でも第一サイロは高さ15メートルで国内最大級の規模。サイロのレンガ壁面の茶色と、ドーム形の屋根のくすんだ赤色が、天気が良ければ青空に映えます。サイロは2001年に国の登録有形文化財(建造物)になりました。

根室明治公園サイロがフォトジェニックな近代化産業遺産ランキングで1位に
国内最大級の規模を誇るサイロもある

今回はフォトジェニックな近代化産業遺産ということで、そのサイロの美しいフォルムと風景がマッチしている点を挙げる人は少なくありませんでした。「北海道ならではの自然と融合したレンガの建物がマッチしている。行ってみたいと思わせる」、「このサイロのデザインの美しさは、まるでヨーロッパのそれである。永久に保存してほしい」といった声が寄せられていると言います。

明治公園サイロについては詳しくは下記の記事をご覧ください。

根室市建設水道部都市整備課は、受賞にあたって、「今回、第16回みんなのランキングにおいて『フォトジェニック』な近代化産業遺産ランキングで根室市明治公園のサイロがエントリーされ、数ある中でご投票いただきありがとうございます。これからも公園の維持管理に努めたいと考えております。最後に根室市へお越しの際は、是非お立ち寄り頂ければ幸いです」とコメントしています。

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