阿寒湖でマリモにあやかったグルメ・スイーツの数々を紹介するシリーズ第三弾は、阿寒湖温泉街の阿寒観光汽船売店で提供されている「マリモソフトクリーム」。向かいの土産店で販売されている「まりも茶ん」も紹介します。
阿寒湖畔の温泉街。観光客相手のお土産屋さんや飲食店も多く、特にマリモにちなむ名物が数々見られます。「マリモソフトクリーム」もその一つ。値段も手頃なので、修学旅行生など若い人を中心に人気です。
「マリモソフトクリーム」ってどんなソフトクリームなのでしょうか。国指定特別天然記念物であるマリモで出来ているわけはありません。マリモを使っているわけでもありません。しかし中には「マリモ」が入っています。
見た目は至って普通のソフトクリーム。若干緑色をしているという程度。味も普通。食べ進めていくと、コーンに差し掛かるあたりで、中から丸い緑色の物体が姿を現します。マリモのような丸い緑色のボールは、青リンゴ味のようで食感はゼリーのよう。「阿寒シンプイ」という名物もあるのですが、これに入っている丸い緑ゼリーと同じです。マリモソフトクリームのPRにある「食べていくと中から秘密が出てくる」というのはこれのことでした。
「マリモソフトクリーム」は阿寒観光汽船の乗り場の売店で販売しており、他にも普通のソフトクリームも各種販売しています。天気が良ければ店の前の椅子に座って食べるのも良し。
まりも茶ん
阿寒湖汽船乗り場売店向かいにある土産店などでは「まりも茶ん」も販売されています。試飲もできるのですが、これは、お湯を注ぐとお茶の中にマリモが出現するという、阿寒湖ならではのお茶です。阿寒汽船商事が開発したオリジナル商品で、土産として購入することが可能です。