小さな街並みが出現!白い恋人パークに親子で遊べるガリバータウン誕生

子どもの背丈にぴったりの建物がずらりと並び、大人が歩くとまるでガリバーのよう――。

そんな小さな街並みが2017年4月22日、札幌市西区宮の沢にある白い恋人パークに出現し、親子連れを中心に話題を呼んでいます。いったいどんなスポットなのか、実際に訪れて遊んできました。

札幌「白い恋人パーク」4つの楽しみ方

病院、床屋、学校、お店まで、小さな建物がずらり!

ガリバータウンは、幼稚園の年中・年長から小学生くらいまでの子どもを主な対象とした小さな街です。

約1,205㎡の敷地内には、肉屋、魚屋、八百屋、お菓子屋、病院・歯医者、床屋、学校、交番や消防署など26の小さな建物が立ち並びます。そのほかにも、みずあそびひろば、乗り物に乗って遊べるプレイスペース、テーブルの上で手軽に砂遊びが楽しめるタウンホールもあります。

▼にくや

各々の建物のドアは子供向けのサイズに作られているので、大人はかがんで出入りします。建物の中にはさまざまな遊具、おままごとのできる道具があります。例えば「とこや」には、本物そっくりのスタイリングチェア、おもちゃのドライヤーまで用意されており、お母さんが美容師、お子さんがお客さんとなってスタイリングを楽しむことができます。「びょういん」にはベッド、聴診器、ナース服などが用意されていて、お医者さんごっこが楽しめそうです。

▼次から次へと建物に入ってみたくなる

▼建物の中の階段を使って展望スペースに出ることも可能。階段を探してみて!

プレイスペースではたくさんの乗り物が用意されています。乗り物によっては、子ども用から大人用まで年齢に応じたサイズがありますので、広場を親子で自由自在に走り回って楽しむことができるでしょう。

▼プレイスペース

女の子に人気なのは、お着替えしてガリバータウンをまわるというもの。入場口にある「おきがえ」の建物内には、メルヘンチックな洋服がずらりと並び、撮影だって可能です。お姫様気分で街歩きが楽しめますよ。

▼8~9割が女の子の利用というおきがえスペース

なお、ガリバータウンでは仮想通貨を使用します。通貨単位は「ガリバー」。お着替えは300ガリバー、「イベントひろば」の3種類のゲーム(輪投げ、フリスビー、ボール投げ)は200ガリバーといったように使っていくので、お金の使い方、買い物の仕方を学ぶ機会にもしていただけることでしょう。

▼600ガリバーを最初に渡される

営業時間内であれば、その日は再入場可能というのもうれしいポイントの一つです。一度ガリバータウンを出て、白い恋人パーク内のレストランで食事したり、白い恋人鉄道乗車や屋内施設のキッズタウンを楽しんだりすることもできます。

ガリバータウンは、大人も子どもも時間を忘れて遊んでしまいそうな空間でした。

一日最大1,000人が訪れる人気施設に

白い恋人サッカー場側の駐車場を活用して今春オープンしたというガリバータウン。昨年(2016年)12月、子ども向けの屋内施設「キッズタウン」を2フロア・13坪で開設しましたが、その構想の過程で屋外にも作ることになったと、ガリバータウンを担当する南澤久実さんは話します。

▼南澤さんとともに

屋外施設なので天候に左右されますが、土日祝日の来場者が多く、天気の良い日は土日平均300人、GWには1,000人も訪れたといいますから驚きです。これまで札幌市内に子どもと一日中遊べる施設が少なかったことも影響しているのかもしれません。

オープン後、早くも評判を呼んでいるガリバータウン、ぜひ親子で遊んでみてくださいね。

白い恋人パーク ガリバータウン
所在地:札幌市西区宮の沢2-2-11-36
営業時間:10:00~17:30(最終受付は17:00まで)
利用料金: 12歳以下800円、13歳以上700円(いずれも税込み。仮想通貨600ガリバー、白い恋人鉄道一周、キッズタウン30分込み)、1歳以下は入場無料(仮想通貨ガリバーは別途購入必要)、札幌市民は証明書提示で100円引き
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