札幌商工会議所青年部は2017年9月16日(土)、札幌市中央区の創成川に5,000個のLED風船を放流するイベント「創成川キャンドルストリーム」を初開催。大友堀として江戸時代に作られ、近年賑わいを増す創成川公園を美しくライトアップしました。
創成川沿いに整備された創成川公園は2011年にオープン。様々なイベントが催される南2条イベント広場を中心に創成川は市民の憩いの場として賑わいが増しています。また、札幌は長崎、神戸と共に日本新三大夜景都市に選ばれています。
そんななか、提言書「さっぽろ成長戦略」に基づき、夜の創成川公園に新たな賑わいを創出させるべく、140名の札幌商工会議所青年部(文化創造委員会)が中心となって「創成川キャンドルストリーム」は企画されました。
夕方までに準備された風船は5,000個。開催時点で北海道最大級といいます。小型LEDを着けた白い風船を膨らませて川の上流(南3条~南4条)から流し、南2条イベント広場の下にせき止め、カウントダウンの時を待ちました。
▼夕方の準備の様子
南2条イベント広場で行われたオープニングセレモニーの後、18:59から「さっぽろテレビ塔」の電光時計がカウントダウン表示に切り替わる珍しい演出も。
ゼロをカウントすると同時に(19:00~)、LED風船は放流されました。当初19:00~、19:30~の2回にわけて放流する予定でしたが、十分な量の風船を確保できたことから、19:00から30分間流し続けることになりました。
ほとんどが白く光る風船ですが、カラフルなLEDが仕込まれた風船も。5,000個のLED風船は、下流のさっぽろテレビ塔横まで約400メートル流れていき回収されました。来場者は札幌中心部をゆらゆらと流れるLED風船をさっぽろテレビ塔まで追っていき、札幌の短い夏、幻想的な夜の創成川を楽しんでいました。
札幌商工会議所青年部では来年以降もこのイベントを続け、新たな文化として定着させたい考えです。
【動画】風船制作の様子、カウントダウン(さっぽろテレビ塔電光掲示板)、放流の様子まで