【札幌市】お役所の食堂は得てして安いところが多い。ってことで、最近はお役所食堂にもアンテナを立てている筆者なのだが、ビックリするほど安い食堂を発見したので行ってきた。
今回行ったのは国土交通省北海道開発局札幌開発建設部総合庁舎にある札幌開発建設部食堂だ。名称が長い。メモを取ったり復唱したりして覚えたつもりになってたけど、結局覚えきれなくってメモを見てこの原稿を書いている筆者。
場所は地下鉄東西線「西18丁目」駅から北方面に500mほどの場所、道立近代美術館から西に2ブロックほど行ったところにある。早足で歩いて5分ちょっとぐらい。
1F右奥突き当たりにある食堂
庁舎の正面玄関を入るとすぐに突き当たるので、そこを右に曲がったいちばん奥に食堂がある。
▼札幌開発建設部食堂の入口
ちょっと狭い入口を入ると思っていたよりも広大な空間にたくさんのテーブルが……。数えてみると120席あった。そりゃそうだ。役所の食堂なんだからいっぱい入らなくちゃ意味ないってわけだ。
▼食堂の内部は思ったよりも広い
入口を入って右側に食券の販売機があるからそこでメニューを選ぶ。
通常は日替わりランチや定食などもやっているとのことだが、バイキングの日はほかのメニューはお休みなるので要注意だ。
▼食券の自動販売機
おいしそうなおかずが20品目以上! すべてを食べるのは大変そう
中に入るとおいしそうなニオイがプーン。大皿にいっぱいのおかずが並んでいてどれを選ぶか迷ってしまう。
▼たくさんのおかず、デザートなどが並んでいる
▼選んでみた結果。これで500円は安い
だいたいほとんど取り分けたのだが、まだまだお蕎麦とか味噌汁とかは取り切れてない。っていうか、そんなに食べられない。これだけを一気に食べて超満腹になったのだ。
いやいやそれにしても、これで500円は安い。安すぎる。
食べた後にお話しを伺ってみた。
バイキングのメニューは、デザート類を含めて20品ぐらいは準備されるそうで、なるべく季節感が出るような食材を使うようにしている……とのこと。人気のメニューはザンギとカレーだそう。
注意することは、バイキングが毎日行われているわけではないってこと。バイキングは月に一度で、1週目か2週目の木曜日に実施されることが多いとのこと。また、月によってはバイキングでなく違うイベントを行うこともあるそうだ。バイキングやイベントの開催日は月によって変わり、前月末に掲示板に予定を掲載するとのことだが、わざわざ見に来られない人は電話で確認して……ということなので、行く前にチェックするようにしてほしい。
また、ここは職員の福利厚生目的の食堂のため、12時から1時は職員専用となり一般客の入場制限されることにも注意して。
おいしくって安い。大満足で帰途についた筆者なのである。
なお、この札幌開発建設部には、6階にも喫茶室がある。この喫茶室は階段でしか行けない隠れ家的な場所。落ち着いた雰囲気で食事することができるのが魅力だ。中でも伊達産の生肉を使った柔らかい鶏唐揚げ定食や本格的なカレーライスがオススメ。1階の食堂よりも落ち着いて食事したいという人はぜひ。
▼国土交通省北海道開発局札幌開発建設部食堂
〒060-8506 札幌市中央区北2条西19丁目 [地図]
TEL:011-616-5121
営業時間:11時~14時
定休日:土日祝