息を飲む丘と花畑の絶景コラボ!「四季彩の丘」

美瑛町と言えば丘の町。黄金の小麦畑と葉物の緑色の畑の継ぎ接ぎと、幾重にも重なる丘の風景は感動もの。これに赤や紫といった花の色が加われば数倍美しくなる。美瑛町南東部の美馬牛駅から車で約5分のところにある展望花畑「四季彩の丘」は、それを楽しめる観光スポットの一つだ。

「四季彩の丘」は丘の上にある花畑で、入口から丘を下るように花が植えられている。その向こうに丘の風景と十勝岳。眺望は最高だ。早速入場する。特に入園料は徴収していないが、維持管理に費用がかかっているので、1人200円程度の募金ができるようになっている。感動したら惜しまず募金しよう。


売店のある入口をくぐると、まずは牧草ロールで拵えたロール人形が出迎える。「ロール君」と「ロールちゃん」だ。図体はでかいがチャーミングなので記念撮影は必須だ。必要ならスタッフの人に撮影してもらえる。その奥に広がるのがお待ちかね、7ヘクタールにも及ぶ花畑である。ラベンダーシーズンの7月に訪れる人が多いので、その時期の花を紹介すると、ラベンダー、サルビア、マリーゴールド、ケイトウ、ペチュニアなどが、それぞれ区画整理された畑の中で咲き乱れる。









広い丘の斜面に花が植えられているため、坂を上り下りしながら観賞することになるので、一通り散策すると疲れるかもしれない。ということで、トラクターが15分かけてゆっくり花畑をまわるトラクターバス「ノロッコ号」もオススメだ。

2011年11月3日にはアルパカ牧場がオープンした。ここだけは有料で高校生以上500円。花畑観光のついでにアルパカちゃんに会ってみよう。シーズンになれば観光バスもやってくるほどの人気スポットになる。「四季彩の丘」には売店やレストランもあるので、子供も共に長く楽しめる満足度の高いスポットといえるだろう。

展望花畑「四季彩の丘」
北海道上川郡美瑛町新星第三
営業時間:9:00~17:00(6~9月は8:30~18:00、11・3月は16:30、12~2月は16:00まで)
入場無料(募金200円)
TEL:0166-95-2758