2019年10月11日、札幌すすきのに、極薄ラム肉のラムしゃぶが楽しめる専門店「ONIUSU(おにうす)」がオープンしました。驚くのは、史上最薄といわれるラム肉。口の中で溶けるという驚きのラムしゃぶを、長谷来実(@ria)が体験してきました。
ラム肉の厚さが“鬼薄い”から「ONIUSU(おにうす)」
「ONIUSU」をオープンしたのは株式会社ONE PIECE(本社・東京都)。ラム肉を愛する人に、今までに味わったことのないラムしゃぶを提供したいと、ラムしゃぶの本場、札幌市中央区すすきのに店舗をオープンしました。
ラム肉といえば世間のイメージは「くさみがある」ですが、肉の品質と店内にこだわり、その概念を覆したかったと、同社の茂泉勇輝さんは話します。ラム肉には、きめ細やかな肉質で知られる希少価値の高いアイスランド産(アイスランドラム協会認証)を採用。品質管理を徹底し、くさみやくせのないラム肉を追求しました。
▼スライスも店舗のキッチンで行っている
最大の特徴は、史上最強とされるラム肉の薄さ。“鬼の薄さ”を追求する姿勢が店名にも表れています。ONIUSUのラム肉は、スライスしたときに形が丸みを帯びて、ラムしゃぶでくさみがなく美味しく食べられる限界の薄さといいます。
では、早速ONIUSUのラムしゃぶを体験してみましょう。
チーズフォンデュ、ラム寿司、ラーメンまでラムしゃぶの様々な食べ方を提案
店内は西海岸をイメージした、おしゃれな空間です。白を基調に、清潔感あふれる店内なので、女性でも安心して訪れることができそうです。
▼山小屋のような店内
基本コースは4種類。「赤ONIコース」(120分4,500円)「青ONIコース」(120分4,000円)「黄ONIコース」(120分3,500円)では、ラム肉、野菜、おにぎり、お通し、札幌ラーメンのフードに、ドリンクが付いています。ラム肉、野菜、おにぎり、札幌ラーメンは食べ放題、ドリンクも飲み放題です。今回は、「赤ONIコース」を紹介します。
▼ソフトドリンクにはカツゲン、ガラナ、ナポリンの北海道三大ドリンクを取り揃える
お通しはなんとチーズフォンデュ。後述しますが、チーズフォンデュは、ラムしゃぶでも活用できます。
▼お通しがなんとチーズフォンデュ
いよいよ、ラム肉が登場。今まで見たことのない、山盛りの姿で運ばれてきます。写真を撮りたくなること必至!
▼驚きが止まらない!
ラム肉は厚さがとても薄いので、一瞬火を通すだけでいただくことができます。薬味を入れたつけダレにつけて口の中に入れると、ラム肉が溶けるようになくなっていくのが、新食感。もはや飲めるくらいです。
▼さっと湯に通すだけでOK
しゃぶしゃぶしたラム肉をチーズフォンデュに絡めていただくと、これもまた新食感。チーズとラム肉の相性がよく、この食べ方にはまってしまいそうです。
続いて、俵おにぎりの時間。ここで、席においてある6種類の塩+αの登場です。わさび塩、ゆず塩、岩塩、梅塩、カレー塩、ごま塩のほか、一味、胡椒からお好みのものを選んで、おにぎりにふりかけて、しゃぶしゃぶしたラム肉を乗せれば、ラム寿司の出来上がり。人気はわさび塩とカレー塩だそう。いろいろな塩を試してみたいですよね。
▼おにぎりにしゃぶしゃぶしたラム肉を載せて
スタッフおすすめの食べ方も教えてもらいました。火の通った玉ねぎをおにぎりに載せたうえで、しゃぶしゃぶしたラム肉をチーズフォンデュに絡めてから載せます。名付けて「ラムニア」というそうです。お試しあれ。
▼スタッフおすすめ「ラムニア」
また塩は、しゃぶしゃぶしたラム肉にさっとひとふりしていただくのも、また違った美味しさになっておすすめです。〆の札幌ラーメンにお好みの塩を入れていただくのも良いでしょう。
このように、ラムしゃぶ、野菜、チーズフォンデュ、おにぎり、ラーメン、塩を組み合わせて、様々なアレンジを楽しめるのが「ONIUSU」なのです。
▼〆の札幌ラーメンにも塩をふりかけて
▼アラカルトメニューには宝永の水餃子やソーセージも(別途オーダー必要)
「ONIUSU」は、羊肉のしゃぶしゃぶに対するイメージが覆されるお店でした。薄切りラム肉のしゃぶしゃぶにとどまらない、自分なりの美味しい食べ方を見つけてみてください。
【映像】動画で見る「ONIUSU」(出演:長谷来実 from @ria)
ONIUSU(おにうす)
所在地:札幌市中央区南4条西3丁目第32桂和ビル3階
営業時間:15時~翌6時(最終来店翌5時)
定休日:不定休
公式サイト