春になると北海道も花の季節を迎えます。桜、梅、芝桜、チューリップ、つつじ。道内でも特に、5月下旬ごろに人気の春の花スポットが集中するのはオホーツク地方です。国内屈指の芝桜公園が2ヶ所あり、国内屈指のチューリップ公園が1ヶ所あります。今回はこれら3か所を1日でめぐる旅プランです。
3つの施設の紹介
オホーツク地方にある春の大規模花スポットは、滝上町の「滝上公園」の芝桜、大空町東藻琴にある「ひがしもこと芝桜公園」、湧別町上湧別にある「かみゆうべつチューリップ公園」です。
●滝上町「滝上公園」
・山の斜面に国内屈指の10ヘクタールの芝桜。
・開花宣言翌日から大人500円
・無休24時間、施設は7:00~18:00
・駐車場無料160台
・遊覧ヘリコプター、売店、桜もあり
・所要時間:1時間も要りません
●大空町「ひがしもこと芝桜公園」
・山の斜面8ヘクタールに芝桜が咲き誇る。
・大人500円
・無休8:00~17:00(土日祝日は7:00~18:00)
・駐車場無料約1000台あり
・遊覧ヘリコプター、売店、遊覧車、ゴーカート、キャンプ場あり
・所要時間:2時間くらいあると楽しめます
●湧別町「かみゆうべつチューリップ公園」
・12.5ヘクタールに120品種120万本。オランダ風風車がアクセント。
・大人500円
・無休8:00~18:00(入園は30分前まで)
・駐車場無料あり
・遊覧ヘリコプター、売店、遊覧車あり
・所要時間:1時間半あると良いでしょう
かみゆうべつチューリップ公園は言うまでもなく道内最大のチューリップ公園で、右に出るものはありません。風車の展望台から全体を見渡せますし、歩いてゆっくり回れます。2つの芝桜はどうしても比べてしまいますが、面積では滝上公園が大きいものの、感動満足度・人気ではひがしもこと芝桜公園のほうが高いようです。
なぜか。滝上公園は全体像が見渡せません。斜面の下は住宅街で下から見渡せず、駐車場自体が中腹にあることから、まともに歩いて見れるのが斜面上半分ということで、非常にもったいないといえるでしょう。ひがしもこと芝桜公園は、90度に折れ曲がったかのような地形であり、頂上の展望台からも、下からも、囲まれているように感じ、すべてを散策できるため感動するわけです。
3つの施設を回ろう
ドライブでゆっくりまわるっても意外と1日いっぱいかかります。そして、曲者なのがほとんどで入園時間が決まっているということです。時間を合わせるのは難しいかもしれません。しかし、滝上町滝上公園は24時間入園可能で、早朝は実質 入園料が徴収されません。5時6時にはすでに明るい時期ですので、こちらを先に行って、回るようにしている人もいます。ただし他の施設は時間外入場できません。
満開の時期になると、特に土日では周辺道路が混雑します。ひがしもこと芝桜公園は入口付近で渋滞することも珍しくありません。そんなことも考慮して時間を配分しましょう。また最盛期には各施設でイベントも開催されています。湧別町かみゆうべつチューリップ公園では「かみゆうべつチューリップフェア」、大空町ひがしもこと芝桜公園では「芝桜まつり」が期間中開催されています。
より大きな地図で オホーツク春華街道 を表示
7:00 滝上町滝上公園
8:00 発
紋別経由
9:30 湧別町かみゆうべつチューリップ公園
11:00 発
サロマ湖経由
12:30 網走で昼食でも
14:00 大空町ひがしもこと芝桜公園
16:00 発