まりも羊羹だけじゃない!まりもプリンなどシリーズにも注目

阿寒湖でマリモにあやかったグルメ・スイーツの数々を紹介するシリーズ第二弾は、阿寒湖温泉街の北海まりも製菓が製造販売する阿寒湖名物「まりも羊羹」。最近そのお仲間も登場しています!「まり~む羊羹」「まりもプリン」も紹介します。

言わずと知れた阿寒湖名物「まりもようかん(毬藻羊羹)」。阿寒湖温泉街の北海まりも製菓が1953年以来製造する商標登録商品です。阿寒湖に生息する「マリモ」をイメージしたまん丸の羊羹で、阿寒湖土産として購入する人も多く、全国的に知られている羊羹です。

その食べ方は「まりも羊羹」ならではの食べ方。表面はゴムで覆われているので、これを剥く必要があります。つまようじなどで表面を刺すと、表面のゴムが剥けて、丸い状態の羊羹が姿を現します。つまようじが刺さったままいただくことができます。時々、ゴムの一部が羊羹に残ることもあるので、体には無害ですが、チェックしてから食べるのが良いでしょう。

まりも羊羹は、阿寒湖温泉街の北海まりも製菓が長年の経験を経て、衛生的で透明なゴム容器の中に高温の羊羹を流し込んで製造しています。これが10個入って一つのパッケージとしています。白生あん、グラニュー糖、水飴、寒天が原材料で、着色として食用青色1号・食用黄色4号を混ぜて緑色を出しています。



生クリームを入れた「まり~む羊羹」発売

2012年に阿寒湖の「マリモ」が国の特別天然記念物に指定されてから60周年を迎えたことに伴い、新たなまりも羊羹が誕生しました。その名は「まり~む羊羹」。名前の由来は、生クリームを入れていることにちなむのですが、羊羹という和のお菓子と、生クリームという洋のコラボにより、クリーミーで若い人でも食べやすい口当たりと味わいに仕上げました。色も多少薄くなっています。

これまでの「まりも羊羹」と異なるのはそれだけでなく、一つ一つに台とケースが付いていること。つまようじを刺しやすくなりました。6個入りで840円という「まり~む羊羹」は新たな「まりも羊羹」としてデビュー以来注目を集めています。製造元はまりも羊羹と同じで、白生あん、グラニュー糖、生クリーム、寒天、食用色粉が原材料です。

まりもプリン



まりも羊羹の仲間は「羊羹」だけではありません。「まりもプリン」なるものが、2007年4月に誕生しています。こちらの中身は黄色で、味も羊羹ではなくプリンそのもの。作りはまりも羊羹のようですし、食べ方も同じなのですが、添付のカラメルをかけていただきます。容器も少しおしゃれな感じです。柔らかいプリンなので、刺すとき注意が必要です。

この「まりもプリン」は、北海まりも製菓直営店である「温泉工房あかん」にて、店内足湯に入りながら食べるのがオススメです。牛乳、生クリーム、卵、グラニュー糖が原材料。緑の透明袋に入れられていて、1個50g、210円です。涼しいところであれば冷蔵保存の必要がないので、お土産にも最適です。