札幌市「コアックマ&アックマ」

 2008年に誕生した、札幌発のゆるキャラ(R)、ピンクのコアックマ、パープルのアックマ。対となる2キャラクターが道内市町村をめぐるフリーハグの旅が反響を呼んでいます。コアックマとアックマ、それぞれ何者なの?今回はコアックマという北海道応援キャラクターにズームイン。

 コアックマは、株式会社BeggarSwindle(札幌市)のオリジナルキャラクターです。2008年に、クマをモチーフにしたキャラクター「コアックマ」「アックマ」が誕生しました。

 「コアックマ」はピンクの色をしたクマで、ピンクのリボン、お腹にピンクのハート、頭に白い角があり、手にはピンクの槍を持っています。コアックマを追いかける双子の兄「アックマ」は紫色をしており、意地悪そうな目つきをし、背中に黒い羽、頭に青い角があります。

コアックマ誕生秘話

 コアックマとアックマにはストーリーが設定されています。コアックマの出身地は、こぐま座銀河団AK-48星雲デーモン系第6惑星AK-PLANET「アックマ星」。その星を支配する悪の化身「アックマ大王」(ジョルジオ・アックマーニ3世)には、手下のアックマがいっぱいいるのですが、ある日、突然変異なのか、ピンク色の「コアックマ」が誕生しました。

 「善」のエネルギー誕生に怒った大王は、「こいつ追放ー!」ということで、コアックマは地球にやってきたとされています。一方、母親の「アックマ女王」(エリザベス・アックマーニ)は、コアックマを産んだ罪により、コアックマのことをすっかり忘れない限り牢獄に閉じ込められたままです。

 コアックマがアックマ星から追放されて札幌にやってきたのは、2008年6月6日。その1カ月後の2008年7月7日に、今度はアックマが、アックマ星アックマ大王の命令で、地球に追放したコアックマを追って彗星とともに地球にやってきたとのこと。その目的はいまだ定かではありません。

道内179市町村をまわる「コアックマキャラバン」

 コアックマは2010年4月の赤平市内の介護施設訪問以降、道内179市町村を一つ一つまわる「コアックマキャラバン」を展開中です。コンセプトは「SMILE CHANGE THE WORLD-笑顔は世界を変える-」。フリーハグを通して、笑顔を増やしていこう、その笑顔によって世界を変えようというプロジェクトです。フリーハグの文化がない日本ですが、コアックマとなら気楽に抱き合える、というのが魅力です。

 コアックマキャラバンでは、今後「世界で最も多くの子どもをフリーハグしたゆるキャラ」としてギネス記録に挑戦していく予定です。フリーハグの旅の様子は、随時Youtubeに動画でアップされるほか、2011年4月以降は、北海道Walker内『ゆるたび北海道』のコーナーでも紹介されていますので、ご覧あれ。

 コアックマキャラバンでは、毎回その土地にちなんだお土産を用意しています。北海道Walkerでは読者プレゼントとして、コアックマキャラバン公式サイトではメルマガ読者限定プレゼントとしておみやげをゲットできます。メルマガで送られてくる合言葉を送るだけで応募できるので、この機会にメルマガに登録して北海道各地のおみやげをゲットしてみては。

 コアックマ公式サイトではコアックマグッズを販売中で、コアックマTシャツ、タオル、バッヂ、ステッカー、ぬいぐるみ等を販売しています。加えて、2011年3月にはコアックマSONGが誕生しました。アルバム「SMILE CHANGE THE WORLD~コアックマのテーマ~」には、嶋倉紗希(SAKI)さんが歌うコアックマのテーマソングが収録されています。

 さらに、コアックマ、アックマそれぞれにブログがあり、twitterアカウントも開設されています。見比べるとその性格が浮き彫りに。コアックマのブログでは、可愛らしい文面でつづられている一方で、アックマ目線のブログでは、「だひひひひひ!」「~DEATH!」を多用。twitterでは稀にコアックマとアックマの会話も楽しめます。

 そんなコアックマとアックマですが、温かい目で見守ってやってください。道内各地のイベントに登場するほか、コアックマキャラバンでは道内各地をまわりますので、地元に来た際はフリーハグも遠慮なくお楽しみください。

オフィシャルサイト:http://koakkuma.jp/
コアックマキャラバンサイト:http://www.koakkuma.jp/caravan
コアックマツイッター:http://twitter.com/KOAKKUMA_JPN
アックマツイッター:http://twitter.com/AKKUMA_JPN
ブログ「こあっくま目線」:http://blog.koakkuma.jp/
ブログ「あっくま目線」:http://blog.akkuma.jp/