6桁の市外局番が消滅……

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ろっ、六桁の市外局番??普通、電話番号には、「市外局番+市内局番+4桁番号」となります。最後の桁数は4と決まっていますが、市外と市内局番は市町村により違います。電話番号は全部で10桁と決まっていますから、市外局番が6桁ということは、「市内局番が無い」ということになります。

そんな市町村が北海道に存在しているのをご存知でしょうか。網走管内滝上町。網走管内では有名ですが、道民でも、その町に知り合い、親族が居ないとまず知らないかも。。。しかもそれは、全国唯一・道内唯一です。

滝上町の全国唯一としての座は、2005年8月1日から続くもの。その日までは、同じように市内局番が無い町が4つ道内に存在していました。それは前述の網走管内滝上町、上川管内朝日町(016528-XXXX→0165-28-XXXX・現在 士別市の一部)、同じく和寒町(016532-XXXX→0165-32-XXXX)、同じく剣淵町(016534-XXXX→0165-34-XXXX・現在の名寄市)でした。

しかし2006年3月1日以降は市内局番が無い市町村は存在しなくなります。理由は唯一だった滝上町でも、その日に市内局番を導入するからです。といっても、町として決めるわけではないのですが^^。滝上町の全国唯一の座は1年ももちませんでした。さて、どう変わるのでしょうか。

・2006年3月1日1:59まで 015829-XXXX
・2006年3月1日2:00から 0158-29-XXXX

お分かりのように、市外局番下2桁が市内局番としてふりかえられます。興部町など周辺も同時に変更がなされ、これにより、紋別市、遠軽町などを含む遠紋エリアはすべて0158となります。この変更は、該当市町村外から電話をかける人にはほぼ無縁かもしれませんが、市内電話でかけるときに変更が生じます。(タダシ、紋別市・滝上町から同じ市外局番の他町村にかけるときは特別に市外局番必要とのこと)

ということで、今後見る機会がなくなりますので、滝上町公式サイト、商工会などのサイトを見ておきましょう。2006年2月28日までは、市内局番が無いのに気づくはずです。