世界自然遺産知床のお膝元、オホーツク管内斜里町ウトロでホテル運営を行う北こぶしリゾートは創業60周年を記念し、アジア発のワールド・バリスタ・チャンピオン井崎英典氏が監修した知床オリジナルブレンドコーヒーを発売。知床の情景を表現した5種類のブレンドが楽しめるようになりました。
創業60周年を迎えた知床ウトロ「北こぶしリゾート」
1960年6月に5部屋の小さな旅館「桑島旅館」としてスタートした「知床グランドホテル北こぶし」。2013年には知床プリンスホテルと経営統合し、現在は「北こぶし知床Hotel&Resort」(旧 知床グランドホテル北こぶし)、「KIKI知床NATURAL RESORT」(旧 知床プリンスホテル風なみ季)、「夕陽のあたる家ONSEN HOSTEL」の3施設を運営しています。(名称変更・リブランドはいずれも2018年4月1日付。)
2020年で創業60周年を迎えたことに伴い、グループ名を「北こぶしリゾート」に名称変更したほかロゴマークを一新。長年親しまれてきた「北こぶし・辛夷の花」と、目標とする「北のリゾート」を掲げるためにリニューアルすることになりました。
創業60周年キャンペーンスローガン「知床を、つづけていく。」に調和し、「パプリカ(米津玄師バージョン)」などを手掛けたアニメーション作家の加藤隆氏を起用したTVCMもオンエアー中です。
またCSR活動として、世界自然遺産知床のヒグマを守る活動「クマ活」も開始。ヒグマの高密度生息地知床では、ヒグマの人慣れの深刻化、市街地出没、えさやりなどの危険行為など様々な問題を抱えています。こうした問題解決と知床のヒグマを守るため、ホテルスタッフと公益財団法人知床財団など10団体と協力して行う活動が「クマ活」だといいます。
KITAKOBUSHI COFFEE(北こぶしコーヒー)誕生
北こぶしリゾートでは、創業60周年を記念した取組の一環として、世界を舞台に活躍するバリスタと画家のコラボレーションによる知床オリジナルブレンドコーヒーを誕生させました。
アジア初のワールド・バリスタ・チャンピオン(第15代)である井崎英典氏に監修を依頼。井崎氏が自ら知床を訪れて感じた知床の植物・星空・雪解けの風景等の情景を5種類のブレンドコーヒーとして表現しました。味わいは、酸味豊かなものから、コク深いものまで様々。香りと味わい深さから知床の情景が広がるようブレンドしています。
パッケージは、愛知県出身の画家・東京芸術大学准教授で、第68回芸術選奨、文部科学大臣賞受賞経験のある杉戸洋氏が手掛けました。
名称は「KITAKOBUSHI COFFEE(北こぶしコーヒー)」で、GREEN JASPER(中煎り)、深藍に浮かぶ星(深煎り)、JEWELRY BOX(浅煎り)、TRINITY(中深煎り)、雪解けのコーパル(中煎り)の全5種類。
グループの各ホテルの客室で提供する他、ホテル内のショップやオンラインショップでも販売しています。