20分で完成!定山渓温泉の源泉でカンタン「温泉卵」づくりに挑戦!

札幌の奥座敷・定山渓温泉。紅葉が見頃を迎える10月中旬は、黄・赤に染め上げる美しい山々と温かな温泉を一緒に楽しめるシーズンとなります。そんな温泉街で温泉卵が作れるのをご存知ですか?

まずは物産館で生卵をゲットしよう!

温泉卵が作れるのは、足湯スポットとして知られる「定山源泉公園」。公園のゲートをくぐり、足湯とは別方向に降りていくと、人工滝「美泉の滝」があり、その脇に温泉が湧く「温泉たまごの湯」があります。

▼美泉の滝。その向こう側に「温泉たまごの湯」がある

▼大正時代に創業した歴史ある「定山渓物産館」

温泉卵を作るにはまず生卵を用意しましょう。持参する人もいますが、川を挟んだ側にある「定山渓物産館」で販売されている、3つ入り120円の卵を購入することもできます。物産館で卵を購入すると、今日の最適な茹で時間を教えてもらえます。

「温泉たまごの湯」は70度と高温で、通常20分で茹であがりますが、その日によって茹で時間が微妙に変わりますので、教えてもらうとよりおいしくいただけるでしょう。ちなみに取材日は18分でした。

生卵は青いネットに入れられています。「温泉たまごの湯」は、四角い湯舟に木の棒が二本かけられており、その棒にかけて湯に入れておきます。セットしたら、そばにあるベンチで約20分待ちましょう。湯から離れないことが勧められています。その理由は、カラスが持ち去ってしまうことが多々あるから。持ち去られてもいいや、という方は、すぐ近くの足湯で時間を過ごすのもいいかもしれません。


▼温泉卵を入れてみます




完成したら、物産館の茶処で塩をかけていただきます

できあがった温泉卵は引き揚げて、購入場所の物産館にもっていきましょう。スタッフに案内されるのは館内にある「お茶処ひだまり」。器とスプーンと塩が用意されます。



殻を割ってみると、とろーっとした黄身と白身が! 定山渓温泉は塩泉で、そのまま食べても塩味がほのかに感じられますので、まずはそのままいただきましょう。もっと塩気がほしい人は塩や笹塩が用意されていますので、かけていただきましょう。

あっという間の温泉卵づくり体験。生卵代金120円と、茹で時間約20分+移動時間約10分+食事時間約20分。45分ほどあればゆっくりと温泉卵を堪能できます。肌寒くなってきた秋、紅葉とともに温泉卵づくりにチャレンジしてみると、よい思い出づくりになるに違いありません。

▼るみちゃん&ばんくんも実際に作って食べてみました!