豊平峡ダムから八剣山エリアまで―札幌定山渓五大紅葉を巡ろう!

国立公園に位置する定山渓は、美しい紅葉スポットでもあります。そんな定山渓の絶景紅葉エリアを5カ所ピックアップし、2018年秋、それぞれの場所へとバスが運行されています。名付けて「定山渓五大紅葉バス」。

そこで今回は、五大紅葉に指定された場所を巡り、撮影ポイントなどをチェックしてきました。中にはそろそろシーズンの終わりそうなところもありますが、近々定山渓を訪れる予定のある人はぜひ参考にしてみてください。

【AREA1】定山渓温泉エリア

寒暖差の大きな季節、国有林の森と渓谷が、鮮やかに色づきます。温泉街を少し離れた場所にも絶景ポイントが点在しているので、湯冷ましついでに、ぜひ散策してみてください。

▼二見吊橋

月見橋から、二見吊橋方向を撮影した景色。写真真ん中の赤い橋が二見吊橋です。

▼時雨橋から

▼紅葉橋から

▼定山渓ダム

定山渓ダムへ向かう途中にある、時雨橋、紅葉橋の上から見える景色も、絶景ポイント。それほど広い道路ではないので、車に気をつけて撮影してください。

【AREA2】豊平峡ダム

豊平峡ダムは道内随一のアーチ式ダム。その人工美と紅葉の組み合わせが、また素晴らしい景観美を生み出しています。最近では国内有数の紅葉スポットとして、外国人観光客にも人気なのだとか。

▼ダムと紅葉

▼ダムの上から

豊平峡ダムからは、見る方向によって景色がいろいろ変化します。好みのアングルを見つけるのも楽しいですよ。

▼九段の滝

ダムまではハイブリッドバスが運行していますが、途中にある九段の滝をじっくり撮影したいなら、歩いた方がいいかもしれません。

【AREA3】札幌国際スキー場

紅葉の時期になると、スキー用の8人乗りゴンドラが運行。さらに山頂にはパノラマ展望台も設置されています。ただし、定山渓温泉などに比べて紅葉する時期が少し早く、紅葉ゴンドラも10月半ばに終了するのでご注意を。

▼紅葉ゴンドラ

▼ゴンドラの中から

▼山頂から

取材で訪れたのは、10月11日。山頂からの景色は、残念ながらシーズンを逃してしまったようでした。それでもゴンドラから見る景色や、オレンジ色のゴンドラと紅葉のコントラストなどは、まだまだ楽しむことができました。

紅葉ゴンドラ運行概要
運行期間:2018年9月22日(土)~10月14日(日)
往復料金:大人1,200円
運行時間:9時30分~15時30分(上り乗車最終15時)
注意事項悪天候によりゴンドラの運行が中止となる場合があります。
問合せ先札幌国際スキー場 011-598-4511(9時~17時)
札幌国際スキー場
所在地:北海道札幌市南区定山渓937番地先
電話:011-598-4511
公式サイト
Facebookページ

【AREA4】定山渓ファーム

国内初の「オーチャード(果樹園)ガーデン」。広大な敷地では、季節に応じた果物狩りの他、ツリーアドベンチャーやジャムづくりなど、さまざまなお楽しみが用意されています。

▼リンゴと紅葉

▼果樹園と紅葉

▼ビューハウスから

21ヘクタールもの果樹園や、ファームを一望できるテラスなど、広い敷地内には撮影ポイントもたくさんあります。自分らしい1枚を追求してみては。

定山渓ファーム
所在地:北海道札幌市南区定山渓832
電話:011-598-4050
公式サイト

【AREA5】八剣山エリア

定山渓温泉から少し札幌寄りの、小金湯温泉に隣接するのが八剣山エリアです。八剣山の麓には、ワイナリーや乗馬クラブなどが集まっています。

▼八剣山の全景

▼八剣山の山麓付近

取材で訪れた10月11日、八剣山の紅葉はようやく色づき始めたところでした。季節が進めば、より素晴らしい姿を見せてくれることでしょう。

いかがでしたか。一言で定山渓五大紅葉といっても、場所や標高が異なれば、やはり紅葉の見頃はそれぞれ少しずつズレがあるようでした。紅葉狩りの計画を立てている人、紅葉の写真が撮影したい人は、参考にしてみてください。

また、紅葉の季節は毎年やって来るので、来年以降の予定にお役立てください。また、定山渓五大紅葉バスについては、定山渓観光協会の公式サイトをチェックしてみてくださいね。

定山渓観光協会
所在地:北海道札幌市南区定山渓温泉東3丁目
電話:011-598-2012
公式サイト
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