幅広い世代に愛され続ける長沼町「あいチュらんど」―その秘密とは?

夏でも冬でも、子どもも大人も、おじさんだっておばさんだって、北海道民はソフトクリームが大好き。しかも酪農王国とあって、おいしいソフトクリームには事欠きません。

有名店も数多くある中で、今回ご紹介するソフトクリーム店は、北海道夕張郡長沼町の「あいチュらんど」です。一体どんなソフトクリームが待っているのでしょうか。

自社で作るからこそ追求できる味

2017年6月で創業21年目を迎える「あいチュらんど」。創業当初から年中無休で営業していたため、いつでもソフトクリームが食べられるお店として人気を獲得していきました。

▼こちらがそのソフトクリーム

当時はソフトクリームがちょっとしたブームになっていたのですが、冬季は休業する店が多かったのです。地元の中高生が学校帰りに食べたり、家族連れがドライブ中に立ち寄ったり、客層はさまざま。最近では、観光バスごと観光客が訪れることも多いようです。

人気の秘密は、やはりそのおいしさ。もともとは市販の材料に手を加えて販売していましたが、1998年頃にはメーカーにプライベートブランドを発注するようになり、2004年からはすべて自社で製造するようになりました。

▼ソフトクリームミックス製造機

その結果、牛乳の濃さよりも生クリームの風味を前面に押し出す独自の味を追求し、さらには、夏は甘さ控えめ、冬はより濃厚に、といった季節毎の調整もできるようになりました。これが、ソフトクリームに対して舌の肥えた地元民の心をとらえ、評判となり、遠方からの観光客にまで届いている秘訣でしょう。

▼ズラリ並んだソフトクリーム製造機は圧巻!

気になるメニューをいろいろご紹介!

「あいチュらんど」の看板メニューといえば、やはりバニラのソフトクリーム。ずっしりとコーンの先まで詰まったソフトクリームは食べ応え満点で、値段は300円とリーズナブルです。

▼「350円でこのボリュームはお得ですよ」と、店員のみほさん

他にチョコ(350円)と抹茶(370円)もあり、50円プラスするとワッフル、ワッフルココア、クリスピーメープルのいずれかにコーンを変えることができます。また、ソフトクリームをアレンジしたチョコレートパフェも人気です。

▼チョコレートパフェ(520円)はチョコソースも自家製

ソフトクリームのみならず、クレープも「あいチュらんど」の人気メニューです。チョコバナナ(380円)やカスタード(360円)など8種類の味から選べて、120円プラスでソフト入りにすることも可能。また、ブラックペッパーの入ったハムレタストマトのクレープ(400円)もあり、小腹が空いた時にちょうど良いです。

▼「おすすめは生いちごのクレープ(450円)です」と、店員のあいりさん

こうしたお店の情報を頭の中にインプットしておけば、車で通りかかった時などに重宝しそうです。

「この近くにおいしいソフトクリーム屋さんがあるんだけど、寄っていく?」なんて提案したら、デート中の彼女やドライブ中の家族から一目置かれること間違いなし。

ぜひ「あいチュらんど」も、そんなリストのひとつに付け加えてみてはいかがでしょうか?

あいチュらんど長沼
所在地:長沼町旭町南1丁目12-7
電話:0123-88-1121
営業時間:年中無休
9:00〜21:00(4〜10月)
9:00〜20:00(11〜3月/金土日は21:00まで)

2023年5月24日:商品価格、営業時間を更新しました。