道北初!トレーラーハウスのグランピングエリアが旭川に誕生

旭川市高砂台に2021年8月16日(月)、道北エリアでは初となる、トレーラーハウスを宿泊施設とするグランピングエリア「GlampingHill A-GATE」(グランピングヒル・エーゲート)がオープンしました。

高級感あふれる内外装と、北海道産食材を豊富に使った料理が上質な空間と時間を演出。運営会社は、「手ぶらでもOKなので気軽に来て」と利用を呼び掛けています。(トップ画像:トレーラーハウス(提供:アスクゲートグループ))

トレーラーハウスを宿泊施設とするのは道北初

グランピングエリアをオープンしたのは、旭川市高砂台でビジネスホテル「A-GATE HOTEL ASAHIKAWA」を運営するアスクゲートグループ。ホテルから約100メートル(徒歩約2分)の遊休地を活用し、トレーラーハウスを複数台配置するグランピングエリアとしました。

株式会社アスクゲート 経営企画室 経営企画部長の小川弘康さんは、「キャンプブームに乗り、一昨年からグランピングエリアの開設を検討してきた。コロナ禍にマッチしたスタイルで、北海道では珍しいトレーラーハウスを展開することにした」と振り返ります。

トレーラーハウスは十勝やニセコで宿泊利用されていますが、道北エリアでは初。緑豊かな高台で優雅なグランピングを楽しめます。

ロフトやテラスが付いたトレーラーハウス

女子旅にも最適(提供:アスクゲートグループ)

オープン時点でトレーラーは2台。ターゲット層とするファミリーや女子旅に合わせた設計で、寝室、キッチン、居間、テラスが付いています。いずれも定員7名で、2名から宿泊可能ですが、トレーラータイプは異なります。

トレーラーハウス内部の居間・キッチン(提供:アスクゲートグループ)

1台は「ノスタルジア」と名が付くタイプで、元日産自動車チーフデザイナー山下敏男氏がデザインしたモデル。内装・外装共に高級感があり、大人のグランピングを演出します。寝室の下に天井の低いアンダーフロアがあり、子どもたちが秘密基地にして遊ぶのにぴったりの空間です。テラスが広めなので、利用者からは「満喫できた」と好評です。

もう1台は「ロイヤル」タイプで、内装・外装共にファミリー向けです。居間のソファーがソファベッドになっているほか、ロフトを設置。ロフトを除けば1LDKのサイズ感になります。

トレーラーハウス内部の寝室(提供:アスクゲートグループ)
テラス(提供:アスクゲートグループ)
夜のテラス(提供:アスクゲートグループ)

トレーラーハウスによって設計・趣が異なるため、利用客からは「今度はもう一台の方にも宿泊してみたい」との声が届いていると言います。今後もタイプの異なるトレーラーを増やしていく計画とのことで、何度来ても楽しめる場所になりそうです。

BBQ食材も用意! 北海道産食材を焼いていただく

BBQ食材(提供:アスクゲートグループ)

宿泊料金にはBBQの食材がセットになっています。バーベキューグリルが付いているので、利用者は焼いていただくだけ、という手軽さがウリです。

メインディッシュは肉料理か魚料理かを選べます。魚介類や野菜は北海道産食材を中心に提供しています。同社は飲食店も経営しているため、食材もぴかいち。例えば、美瑛町のジャガイモや厚岸町の牡蠣など、北海道の旬の食材を提供しています。

また、食事時に必要なら、ビールサーバー(10L樽付き)の準備も可能です(別料金)。

高砂台を拠点に近隣のレジャーを楽しんで

同社はこのグランピングエリアを拠点に、近隣レジャー施設へ送客し、旭川市全体への波及効果をもたらしたいと考えています。例えば、近くにはナイター営業するスキー場があり、特に冬は素晴らしい景観になると言います。

小川さんは、「キャンプツールを持っていないが楽しみたいという方、テントや共同風呂・トイレが苦手という方にもおすすめ。手軽に楽しめるのがウリなので、気軽に来ていただけたら」と話しています。

なお、今回のグランピングエリアは、高砂台地区活性化計画の第一弾。今後、キャンプに特化したエリアをもう一つ作るなどして、キャンピングエリアを高砂台地区全体に作り上げる予定です。

所在地 旭川市高砂台6
電話 0166-63-3231(窓口:ビジネスホテルA-GATE HOTEL ASAHIKAWA)
料金 1人1泊2食付き12,000円~。小学生までの子どもは大人料金の70%(大人2名以上の場合に限る)。なお時期や曜日によって異なるほか、4人以上利用の場合に割引があります。予約時にご確認ください。
予約 当日予約はできません。キャンセル料は3日前から発生します。