【七飯町】 七飯町大沼地区には老舗の名物「大沼だんご」や、牧場の生乳を使った美味しい乳製品や牛肉ステーキ、蓴菜(じゅんさい)やわかさぎ、隠れた名物であるあんかけ焼きそば、最近新しく誕生したハンバーガー、ワインやビールなど、多種多様なグルメ・スイーツが存在します。中には、カフェレストラン「ターブル・ドゥ・リバージュ」のように、湖上クルーズしながら料理を楽しめるお店があったり(写真)と面白いお店もあったりします。大沼地区に行ったら食べておきたいものを紹介しましょう。
大沼だんご
大沼地区で絶大な人気と知名度を誇るのが、なんといっても「大沼だんご」。大沼が観光地として整備され始めるころに誕生した、大沼名物の老舗といえましょう。大沼と小沼に浮かぶ無数の島々を指先大の大きさのつるつるの団子で表現し、串に指すのではなく折箱状にし駅売りしたのが最初です。今でも根強い人気を誇っています。沼の家が製造販売する大沼だんごに「元祖」とつくのは、同じく大沼に後発で誕生した谷口菓子舗の類似製品「二色だんご」があるためで、こちらも大沼名物だんごと称しています。食べ比べてみるのもよいでしょう。→ 元祖大沼だんご
牛肉、牛乳とソフトクリーム
実は駒ヶ岳山麓と大沼周辺の地域は牧畜も盛んな地域。中でも「山川牧場」の牛乳は道南でも指折りの美味しさを誇り、観光客にはソフトクリームが人気です。ホルスタインだけでなくジャージー種の生乳も使用しているため、コクがある乳製品を食べることができるのが特徴です。特に暑い夏の時期はソフトクリームは食べておきたいですね。また、「ランバーハウス」に代表されるように、大沼牛のステーキを食べさせてくれるレストランも点在しています。ちょっとリッチなランチ・ディナーならステーキもオススメですよ。→ 山川牧場自然牛乳とソフトクリーム
さきいかバーガー
2011年にJR北海道がSL大沼号・大沼リゾート号を運行させた記念として限定発売された新名物がこれ、さきいかバーガーです。「ファーストフード 56’S (ゴローズ)」で製造販売しています。函館近海で漁獲された肉厚の真イカを秘伝のたれで味付けし、さきいか風に細く裂いて挟んでいる新食感のバーガーです。さきいかだけでなく、ビーフパティーやレタスも挟んでマヨネーズで味付け。肉とイカの意外な組み合わせで、さきいかをマヨネーズで食べるおつまみのような感覚でいただくことができます。→ さきいかバーガー
大沼ワイン・大沼地ビール
大沼に地ビールやワインがあることは意外と知られていません。「大沼ワイン」は、大沼と駒ヶ岳が描かれたラベルが特徴の無添加ワインで赤と白があり、森商店で販売されています。ブロイハウス大沼が製造販売しているのは地ビールの「大沼ビール」。横津山麓の天然水で仕込み、無ろ過で販売。大沼ビールのケルシュと小沼ビールのアルトがあります。
ぜひ、大沼地区であなたのお気に入りのグルメを見つけてみてください。