エゾエースはなぜ生まれた?ヤクハン製薬の開発担当が明かす開発秘話

AIR-G'(FM北海道)レギュラー番組「laufenのkita-note」とのコラボ企画

みなさんこんにちは。
オホーツク観光大使、ラウフェンCukaです。
こちらの記事では、laufenが担当していたAir-G'(FM北海道)の番組「laufenのkita-note」で取材した模様を、文字と写真でリポートします。

<特別編ゲスト> ヤクハン製薬・藤沢俊朗さん(2016年6月9日放送)

―― laufenのkita-note、Cukaがお送りしています。
ドラッグストアに行くと色々な栄養ドリンクやエナジードリンクが並んでいますが、北海道発の栄養ドリンクがあることを知っていますか?
その名もエゾエース! 今日はエゾエースを作っている北広島市の製薬会社、ヤクハン製薬の藤沢俊朗さんとお電話が繋がっています。
イランカラプテ!(Cuka)

藤沢:イランカラプテ!

―― ヤクハン製薬はどんな会社なのか教えてください。

藤沢:ヤクハン製薬は1947年(昭和22年)に医薬品販売会社からスタートしています。
作っている製品はアルコールや次亜塩素酸ナトリウムなど、液体の消毒剤が中心になっています。

―― 藤沢さんはエゾエースの開発を担当されたということですが、殺菌消毒などのお薬を作られてきたヤクハン製薬が栄養ドリンクを作り始めたのはどうしてですか?

藤沢:エゾエースを開発し始めたのは1985年(昭和60年)頃からです。
北海道にはエゾウコギという生薬がありまして、せっかくこんなに良い素材があるのだからこれを使って医薬品のドリンク剤を作ってみてはどうでしょうか?というお話をいただき、今に至っています。

―― エゾウコギとはどんなものですか?

藤沢:道東の北見ですとか、陸別、足寄の辺りに自生している植物です。
世界的に言うとロシアのアムール川流域、中国の黒竜江省と呼ばれる地域にも自生しています。

―― 寒い地域に自生しているんですね。

藤沢:そうですね。いわゆるかん木なのですが、とげが幹に密集していて、根茎と呼ばれる根の部分からエキスを採るんです。
アイヌの人たちも利用していたと言われています。

―― どのような効果が期待できるのでしょうか?

藤沢:北海道医療大学の生薬の先生方と共同研究をしたことがあるのですが、滋養強壮、抗ストレスといったことが実験のデータから得られています。

―― 開発されたときに苦労したことはありますか?

藤沢:やはり品質のチェックですかね。
エゾウコギも植物なので、そこから採ったエキスが常に一定で良い比率のものかをチェックする、試作もかなりして、そういったことに時間をかけて少なくとも1年以上はかかりました。
1986年(昭和61年)に厚労省に一般の医薬品の申請をしまして、次の年の11月には承認をいただき、その後ツルハさんで販売していただいていました。

―― 私達は同じ北海道のドリンクであるガラナも応援していて、エゾエースとガラナがコラボレーションしたら道民のためのエナジードリンクが作れるのではないかと思っていたのですが、このアイデアをどう思われますか?

藤沢:ガラナにもエゾウコギにも強壮作用があり、どちらも生薬が主体なものですから、かなり相乗効果が期待できるのではという感じがします。

―― 最強のエナジードリンクができる日も近いかもしれませんね!
藤沢さんが考える北海道、北広島らしい音というのはどんなものでしょうか?

藤沢:最近あまり聞くことがなかったのですけど、先日職場の女性が「ばくって」と言っていて懐かしいなと、子供の頃よく私も使っていたなと思いました。
交換してほしいと言っていたんですけど、最近あまり聞いていなかったので非常に北海道らしい音だなと感じましたね。

―― 私もたまに使います! 北海道らしい言葉ですよね。
エゾエースは全道のツルハドラッグで手に入れることができますので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
この時間はヤクハン製薬の藤沢俊朗さんにお話を伺いました、ありがとうございました。

藤沢:ありがとうございました。

エゾエースについての基本情報はこちらの記事も参照

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※Air-G'(FM北海道)「laufenのkita-note」は、2014年4月から2016年6月まで、毎週木曜日19:30~19:55の間放送されていた番組です

Cukaがボーカルとして所属している音楽プロジェクトlaufen:
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