北海道を味わう

レンガが餅に、和菓子に、そしてパンに?江別のユニークなレンガたち

北海道江別市はレンガの街。良質な粘土に恵まれ、明治時代からレンガ製造が行われていました。今も江別市にはレンガの建物が多く見られ、コンクリートにはない独特の風合いで街を彩っています。そんな江別市から、今回は食べられるレンガをご紹介しましょう。どれも見た目がユニークで、おいしいレンガばかりですよ。

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レンガを模した、かわいいおやつ

▼食べられるレンガとは、一体?
レンガが餅に、和菓子に、そしてパンに?江別のユニークなレンガたち

さて、食べられるレンガと冒頭で述べましたが、もちろん本物のレンガを食べるわけではありません。今回ご紹介するのは、レンガを模したお菓子などです。

煉化もち(山サ煉瓦餅本舗)

まず最初は、山サ煉瓦餅本舗の「煉化もち」です。

▼レンガの建物に、れんがもちの文字が
レンガが餅に、和菓子に、そしてパンに?江別のユニークなレンガたち

店内に入ると、懐かしい雰囲気に気持ちがほっこりします。

▼ここでもやはり、れんがもち推し
レンガが餅に、和菓子に、そしてパンに?江別のユニークなレンガたち

聞けば、1901(明治34)年から煉化もちを製造しているそうで、その当時からレシピは全く変わっていません。まさに江別のレンガの歴史と共に歩んできたお菓子なのです。

▼野幌銘菓 煉化もち(10個入り 税込648円)
レンガが餅に、和菓子に、そしてパンに?江別のユニークなレンガたち

ひと口サイズのかわいいお餅は、いくつでも食べられそう。並べたり積み重ねたりしたら、ちょっとレンガっぽく見えなくもない?

▼野幌風物 れんがくるみ餅(1個 税込168円)
レンガが餅に、和菓子に、そしてパンに?江別のユニークなレンガたち

こちらもレンガという言葉が入った「れんがくるみ餅」。くるみ餅にきなこがたっぷりまぶされ、よりレンガっぽい雰囲気を醸し出しています。

▼江別まんじゅう(10個入り 税込756円)
レンガが餅に、和菓子に、そしてパンに?江別のユニークなレンガたち

レンガとは無関係ながら、こちらも人気商品ということでご紹介。ひとつずつ手作りで焼き目を付けていくという、見た目も味わいも素朴なおまんじゅうです。煉化もち同様、つい2つ、3つと手を伸ばしてしまいそう。

山サ煉化餅本舗株式会社
所在地:北海道江別市野幌町8-4
電話:011-385-9689

レンガ物語(樹里庵)

次にご紹介するのは、1968(昭和43)年創業の樹里庵が製造販売する「レンガ物語」です。

▼和洋菓子を扱っている樹里庵
レンガが餅に、和菓子に、そしてパンに?江別のユニークなレンガたち

1973(昭和48)年に野幌に移転し、その同時期にレンガ物語が誕生しました。

▼たくさんのお菓子に目移りしそうな店内
レンガが餅に、和菓子に、そしてパンに?江別のユニークなレンガたち

「この街にちなんだものを作ろうと思った」のが、誕生のきっかけだったといいます。

▼野幌銘菓 レンガ物語(1個 税込125円)
レンガが餅に、和菓子に、そしてパンに?江別のユニークなレンガたち

レンガらしく見えるように形にもこだわりました。あんを生地で包み、さらに木型で整えて打ち出してから焼き上げるという、その手間のかけ方に驚きます。小麦粉とそば粉を混ぜた生地とゴマ白あんがしっとり溶け合う、優しい甘さです。

▼とろけるショコラ(1個 税込200円)
レンガが餅に、和菓子に、そしてパンに?江別のユニークなレンガたち

せっかくなので、レンガとは関係のない人気商品も。地元江別産の小麦を使った「とろけるショコラ」は、柔らかなスポンジが口の中でほろほろ崩れ、チョコクリームも溶ける、繊細な一品です。

▼野幌銘菓 昭和の森(1個 税込140円)
レンガが餅に、和菓子に、そしてパンに?江別のユニークなレンガたち

スライスアーモンドの食感と、中に挟まれたホワイトチョコが絶妙なバランスの「昭和の森」。これはお土産にも喜ばれそう。ちょっとレトロなパッケージもいいですね。

有限会社樹里庵菓子舗
所在地:北海道江別市野幌町28番地の2
電話:011-383-4156

見た目のインパクトだけじゃないおいしさ

レンガを模したお菓子をいろいろ見てきましたが、最後にご紹介する食べられるレンガは、なんとパン。作っているのはM.P BAKERYというパン屋さんです。

▼外観もオシャレで期待が高まる
レンガが餅に、和菓子に、そしてパンに?江別のユニークなレンガたち

お店のオープンは2003年ですが、レンガを模した「北のレンガぱん」の歴史はもっと古いのだそう。

▼レンガをモチーフにした温かな雰囲気
レンガが餅に、和菓子に、そしてパンに?江別のユニークなレンガたち

誕生のきっかけは江別の人気イベント、やきもの市でした。やきもの市ならではのものを作りたいという思いから、レンガの形のパンが浮かんだのだそう。丸1年の試作を重ね、1995年のやきもの市でデビューしました。

▼北のレンガぱん(税込650円)
レンガが餅に、和菓子に、そしてパンに?江別のユニークなレンガたち

この北のレンガぱん、なんとレンガの工業規格とまったく同じサイズというから驚きです。さらには質感にもこだわって、よりレンガっぽい見た目に仕上げています。食べるとライ麦と黒糖の風味が感じられ、なんともおいしい食べられるレンガです。ちなみにデビューしたやきもの市では、用意した400本が約1時間で完売したのだとか。

▼天然酵母ぱん 勇you(税込600円)
レンガが餅に、和菓子に、そしてパンに?江別のユニークなレンガたち

M.P BAKERYの人気商品も併せてご紹介しておきましょう。「天然酵母ぱん 勇you」の原材料は、小麦粉ハルユタカと天然塩のみ。咬めば咬むほど旨みが増し、パン好きも唸ること間違いなしです。

▼えぞ但馬牛バーガー(税込600円)
レンガが餅に、和菓子に、そしてパンに?江別のユニークなレンガたち

その名の通り、えぞ但馬牛を100パーセント使用したハンバーガーもおすすめです。バンズには、こちらもハルユタカを使用。ボリュームたっぷり、ガツンとかぶりつきたいハンバーガーです。

有限会社 M.P BAKERY
所在地:北海道江別市2条5丁目9-2 みらいビル1F
電話:011-382-3034
公式サイト

食べられるレンガの数々、いかがでしたか。お気に入りは見つかりましたか。これらの商品は、どれも何十年も前から愛されてきたものばかりです。つまり、見た目に楽しいだけではなく、また食べたいと思わせてくれるものであるということ。

江別市を訪れる際には、ぜひそれぞれのお店に立ち寄ってみてください。おいしいレンガと出会えるはずです。

取材協力
江別観光協会
所在地:北海道江別市高砂町6番地 江別市経済部商工労働課内
電話:011-381-1091
公式サイト
Facebookページ

筆者について

石簾マサ

石簾マサ

すべてのしがらみを捨て札幌で永住するぞ……と移住してきた50代のおっさんライター。札幌楽し~い。移住者が見た札幌の楽しさ・良さを伝えていければ……と思っております。