北海道初?女性店主が手作りした積丹ゲルの「CAFE STAND窓」が誕生

後志管内積丹町美国に2021年5月1日、全国でも珍しいモンゴルの移動式テント「ゲル」を手作りした「CAFE STAND窓」がオープンしました。「積丹に新たな風や光を取り込む『窓』のような存在を目指す」同店では、後志・町内の食材を使ったソフトクリームを中心に、ドリンク、カップカレーをテイクアウトで提供します。

積丹ゲルを女性店主自らが手作り

店舗は手作りのゲル

「CAFE STAND窓」の店舗の最大の特徴はなんといっても常設ゲル。モンゴルでは、遊牧民が使用する移動式住居のことです。ゲルのカフェは日本でも珍しく、道内初ではないかとされています。

店主の武田友華さんは、借りた土地に積丹のランドマークになる建物がほしいと思い、このゲルに着目。2020年10月頃から5カ月ほどかけて、留め具などゲルを構成するパーツを一から作り上げました。キッチン部分の造作を除けば、ほぼ一人で作ったというから驚きです。

武田さんは2017年、山と海が魅力的な積丹町に移住し、積丹町の地域おこし協力隊として着任。2018年5月から2020年10月までの3年間、鰊番屋を活用した鰊伝習館ヤマシメ番屋を活用した「ヤマシメcafe」を運営しました。

冬の間は、登別市のゲストハウス「赤と青」のソフトクリームショップで研鑽を積み、そのノウハウが今回のカフェ作りにも生かされています。

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人気は、倉島牛乳のソフトクリーム

人気メニュー「ソフトクリーム」は倉島牛乳を使用

「CAFE STAND窓」で提供するのは、後志管内や地元 積丹町内の食材を積極的に使ったメニューの数々です。地元の人たちに人気という看板メニュー「ソフトクリーム」は、同じ後志管内の倉島牛乳を使ったもの。カップとコーンで提供しています。

積丹町「のんのんファーム」の平飼い卵で作る自家製プリンに倉島牛乳ソフトクリームを乗せた「プリンソフトクリーム」は、土日限定・数量限定のメニューです。

鮭形の最中と青いゼリーが印象的な「積丹ブルーサンデー」

積丹ブルーの海をイメージしたサンデーカップ「積丹ブルーサンデー」は、観光客にオススメの一品。青いお茶で知られるハーブティー「バタフライピー」をゼリーにして下層に入れています。上には、積丹町産の小豆、小樽産の鮭形の最中が載せられています。

積丹岳をイメージしたメニュー、抹茶アフォガード「岳(ダケ)」には、ヒグマの最中が載ります。地元の人たちが積丹岳を「ダケ」と呼ぶことにちなんでメニュー名に登場しました。

「果実ソースサンデー」には、後志管内または積丹町内の果実で作った自家製ソースを使用。積丹町産カーランツで作った甘酸っぱいソースのサンデーで、倉島牛乳ソフトクリームのミルク感とよく合います。(※取材時。時期によって使用する果実が異なります。)

ドリンクメニューには、ハンドドリップ珈琲、水出しアイスコーヒー、コーラを用意しています。カップカレーメニューは、スパイスカレー(チキン)、積丹産牡丹海老カレー、鹿肉キーマカレーをメニュー展開(2021年6月~)。

カップカレー「スパイスカレー(チキン)」

提供メニューはいずれもテイクアウトですが、ゲルの前にはベンチを4台設置。車の中で食べることも可能です。積丹ブルーやうに丼だけじゃない積丹の食の魅力を味わい、感じてみてください。

CAFE STAND窓
所在地:積丹町美国町字船澗38-4
営業時間:4月11時~16時、5月11時~16時半、6月平日11時~17時、土日10時~17時、7月~8月10時~17時、9月11時~17時、~10月11時~16時半
2023年4月の営業日は4/28(金)スタート
定休日:変動あり
詳細は公式Instagramを確認

※写真はいずれも「CAFE STAND窓」提供
2023年5月17日:営業時間を更新しました。