2016年夏、札幌市中央区に開業したホテル「ラ・ジェント・ステイ札幌大通」。その2階の一角にあるのが、レストラン「All Day Dining Northern Kitchen(ノーザンキッチン~オールデイダイニング~)」です。(以下、ノーザンキッチン)
同店は北海道の旬の上質な食材を大切にしたレストランで、オープン以来、女性客から高い評価を得ています。同店のコンセプトや思い、朝食ビュッフェの魅力を取材しました。
大切にしているのは上質なお食事
ノーザンキッチでは、6:00~10:00を朝食ビュッフェ、11:30以降をランチ、14:00以降をカフェ、18:00以降をディナーとしています。共通するのは、女性をターゲットに、北海道の上質な食材を使ったメニューを提供しているという点。
例えば朝食ビュッフェでは、約45点の料理、約10点のドリンク、その他フルーツやケーキ(取材時)が並びますが、一つ一つに妥協がありません。
平取町産トマトのニシパの恋人を使ったスープ、お米は前日に精米した士別市上士別産のななつぼし、豆腐は大正時代から続く札幌の畔田商店、味噌汁に使う味噌は昭和初期から続く道南の服部醸造のものを使用。魚介類や野菜も厳選された漁師や農園から仕入れています。(料理には産地と説明書きがあるのもうれしいポイント。) めんみ、ソフトカツゲンといった北海道ならではの味も用意されています。
「大切にしているのは『上質な朝食』、つまり一つ一つの質を追求することです。一品一品おいしいと満足してもらえるように心がけています」と話すのは、同店の瀬戸恭平店長。
ターゲット層は女性。瀬戸さんは「器も見た目にかわいい木ベースのものを採用し、味わいも女性に向けたものにしています」と説明します。
ビュッフェのメニューを見てみると、北海道のグルメを代表する魚介類が意外に少なく、ベーコン、ふらのポークのローストポークなど肉類が目に入ります。「観光客は海鮮ものを外で食べてからホテルにいらっしゃることが多いです。それで魚介類より肉類を充実させようと考えました。おかずは割とベーシックなものが多いかもしれませんね」。
一方で、近年増加する中華圏のお客さま向けのメニューも。中国人にとって日常の食事となっているお粥、台湾でよく食べられている煮込み豚肉かけ飯「魯肉飯(ルーローファン)」も並んでおり、中華圏の観光客はもちろん、私たち日本人も外国の料理を楽しむことができます。
座席は113席。特に朝食時間帯は朝陽が大きな窓ガラスからさしこみ、レストラン内を明るく照らします。開放感のあるレストランで、自然光に包まれて優雅なひと時を楽しめること間違いなしです。
今回は朝食ビュッフェを中心にご紹介しましたが、ランチタイムでは女性向けにサラダ中心の料理、ディナータイムではイタリアン創作料理やワインも提供しています。どの時間帯も北海道の上質な食材を味わうことができるノーザンキッチン。北海道の良さを見つけに訪れてみてはいかがですか?
【動画】脇田唯がリポート
レストランの入口にはデトックスウォーターが無料で飲めるコーナーも。健康志向の女性にうけること間違いなし!
お料理は彩りがきれいですし、量をいっぱい取ろうというよりもちょっとずつ取ってきてさまざまな味を楽しめるのは魅力だと思います。女性に人気というのもうなずけます!
所在地:札幌市中央区南2条西5丁目26-5 ラ・ジェント・ステイ札幌大通2F
TEL:011-212-1875
ホームページ
朝食ビュッフェ:6:00~10:00(L.O.9:30)大人1,944円、小学生1,080円、未就学児無料
ランチ:11:30~14:00
カフェ:14:30~17:00
ディナー:平日18:00~23:00(フードL.O.22:00、ドリンクL.O.22:30)、土日祝18:00~22:00(フードL.O.21:00、ドリンクL.O.21:30)