目当ては山盛りのローストビーフ丼!西11丁目「ゴーゴーイレブン」

毎年9月に開催されるさっぽろオータムフェスト。大通公園の1丁目と4~8丁目、10丁目、11丁目を会場に、ご当地グルメの販売ブースや地元食材を使った飲食店、道内の100を超える市町村が出店する食の祭典だということはご存じの方も多いでしょう。期間中に北海道だけでなく全国各地から200万人を超える人が訪れる大イベントです。今年(2016年)は、9月9日(金)から10月1日(土)までの23日間開催され、237万人が来場したそう。その10丁目会場で、毎日長い行列ができていた店がゴーゴーイレブンです。今回は、札幌市内にお店を構えるゴーゴーイレブンを紹介します。

▼地下鉄東西線西11丁目駅直結のビルにあるゴーゴーイレブン

目当ては20~25枚使ったローストビーフ丼!

ゴーゴーイレブンは、地下鉄東西線の西11丁目駅に直結する大通藤井ビルの地下1階にあります。駅直結なので場所がわかりやすく、雨や雪に濡れることなくお店に行けるのが魅力です。店内には、4人掛けのテーブル(詰めれば5人座れるかも)が3つに2人掛けのテーブルが1つ、カウンターには7つの椅子が用意されています。

▼営業時間帯は常に満席となる店内

いつ行ってもお客さんで混み合うこのお店、目当てはここでしか食べられないローストービーフです。中でもランチタイムに提供されるローストビーフ丼は超人気。丼にはご飯が隠れるまで山盛り載せられたローストビーフ。なんでも20枚~25枚使っているのだそう。牛肉にはこだわりがあり、道産牛の「しんしん」という希少部位が使われています。「しんしん」はももの肉の内側(芯の)部分のことで、1頭から採れる量が限られているのだとか。おいしさの秘密は、もちろんタレにも。試行錯誤を繰り返し、この夏からは札幌伝統野菜のタマネギ「札幌黄」を使っているそうです。

▼これが大人気のローストビーフ丼、この量で864円(税込)は超リーズナブル

また、1日10食限定のカレーも大人気。水をいっさい使わず作られたというこのカレー、道産のじゃがいも「インカのめざめ」がゴロリと入っています。使われているタマネギは先ほど書いた「札幌黄」。「札幌黄」は温めると糖度が増すため、ピリッとしたカレーの辛さの中にしっかりと甘さが感じられるはずです。中に入っているのは道産牛で、さらにご飯の上にはローストビーフが。なんとも贅沢なこのカレー、10食限定なのでなかなか食べることは難しいかもしれませんが、なんとか食べていただきたいものです。

▼1日10食限定のカレーは600円(税込)。開店すぐしてすぐに行かないと食べられないのがツライ

希少なカイノミステーキ、山盛りサロマ産1年牡蠣も!

夜のメニューで人気があるのが「カイノミステーキ」です。カイノミとはわき腹あたりのお肉で、貝のような形をしているのでそう呼ばれているのだそう。1頭の牛から左右1対のブロックしか採れないのでこちらも希少部位なのだそうです。脂身と赤身がほどよく混じっていて、ヒレ肉とバラ肉の中間ぐらいを想像してもらったらいいとのこと。柔らかくてジューシーなカイノミステーキは1,058円(税込)で提供されています。

▼カイノミステーキ。お肉の好きな人はぜひ食べてみて!

そして、この時期限定で食べられるのが「山盛りサロマ産1年牡蠣」です。酒蒸しされたサロマ産の1年物の牡蠣が30個ぐらい山積みされて出てきます。サロマ産の牡蠣は淡水と海水とが混じっているところで成長するため、うま味が増すのだそうです。また、市場によく出回っている2年物よりも、1年物は小ぶりだからこそうま味が凝縮されているのだとか。食べられるのは10月中旬から年末ぐらいまでの限定品。今だけ食べられるおいしい牡蠣もぜひ。

▼山盛りサロマ産1年牡蠣。これだけあって1,380円(税別)はかなりお値打ち

昼は予約不可のため、並ぶこと覚悟で訪れてみてください。待ってでも食べる価値のあるランチであること間違いなしです。夜の営業時間帯は予約が可能。こちらも混むことが予想されるので、あらかじめ予約しておくことをおすすめします。

ゴーゴーイレブン
札幌市中央区大通西11丁目大通藤井ビルB1F(地下鉄西11丁目直結)
TEL:011-207-5522
定休日:日祝
営業時間LUNCH:11時30分~14時30分(L.O.14時)、DINNER:17時~24時(L.O.23時)

2016年11月18日付:税別・税込表記に一部誤りがございましたので訂正いたしました。