丼メニュー300円、ちびメニュー200円!中央図書館の食堂「図書苑」

【札幌市】図書館っていったい何しに行くところ? 本を読みに行くところ? 本を借りに行くところ? のんのん、ご飯を食べに行くところ~!なんて言いたくなるぐらいリーズナブルな食堂。
今回「リーズナブルに昼食を楽しめる官公庁食堂を紹介するシリーズ+α」で紹介したいのは、そんなことを言いたくなるような「図書苑」。札幌中央図書館の地下にある食堂だ。

地下なのに外光が差し込む明るい食堂。メニューもかわいい!

中央図書館の正面入口を入ると右奥に階段がある。その階段を降りると右側にあるのが「図書苑」である。正面玄関が階段を上がって入るため、階段を降りた地下でも外が見えるようになっている。外からの光が差し込むのでかなり明るいのが印象的だ。

▼図書苑。中と外にテーブルが並べられている

図書苑の前に立ってぱっと目に飛び込んでくるのがメニューだ。手書きのメニューがすごくかわいらしい。お聞きすると店長の志田さんが手書きで作っているのだそう。以前、イラストやデザインの仕事をされていたのですか、と聞くと独学とのこと。充分これで食べていけるんじゃないの?なんて思うほどかわいらしいメニューである。

▼店長の志田さんが作ったメニューが壁に貼られている

丼メニューは300円、ちびメニューは200円!

メニューを見て驚くのはその価格の安さ。「鶏めし」や「ちくわ天どん」などの丼メニューは300円で食べられる。さらに驚くのは小盛りの「ちび鶏めし」とか「ちびカレー」なんかも用意されていて、それらは200円という驚きの価格設定がされているところ。

ビックリして志田さんにお聞きすると、「ここは子供さんからお年寄りまでがお客様として来られます。なので、小さめのサイズを作ったのです。小さめのサイズを2種類頼んで定食風にされる方もけっこういらっしゃいますよ」とのこと。

「ちび鶏めし」と「ちびそば(うどん)」を注文しても400円、しかも『ちび』と謳っているのに量はそこそこあるからすばらしい。ほんとリーズナブル。

▼「鶏めし」はスープが付いて300円だ

▼「ちゃんぷる。」こちらもスープが付いて300円だ

図書苑のオリジナル料理について聞いてみると「特にここだけあるメニューって言うのはないですが、『ちゃんぷる。』とか『鶏めん』などに使っている麺が普通と違うかな。温麺(うーめん)という9cmぐらいの長さの短い麺を使っているんです。子供さんやお年寄りも食べやすいようにって思いまして」とのこと。実際に食べてみたら、なるほど!食べやすい。

▼窓の外の景色を眺めながら「日替わり定食」をいただいた。取材日は焼うどんだった。旨~い!

リーズナブルな上においしいし、図書館という場所もあってか静かな雰囲気の図書苑。
ぜひ行ってみていただきたい。

図書苑
札幌市中央区南22条西13-1-1 札幌中央図書館B1F
TEL:080-3236-2664
営業時間:10時30分~16時
定休日:図書館の定休日(第2、第4水曜日)