【札幌市】旅行雑誌などを見ると必ず載っているクラーク像。「BOYS BE AMBITIOUS」(少年よ大志を抱け)と言ったことで有名なクラーク博士なのだが、写真は見たことあるけどいったいどこに? という人も少なくないみたい。そう、クラーク像は「さっぽろ羊ヶ丘展望台」にあるのだ。
そのさっぽろ羊ヶ丘展望台では冬期、雪遊びができるスノーパークが開催されている。今年(2015年)は1月9日(金)から3月8日(日)まで、名付けて「羊ヶ丘スノーパーク2015」である。雪に慣れていない人も楽しめるアトラクションが準備されているのでご紹介しよう。
6種類の雪遊びが無料で楽しめる!
アトラクションは、「歩くスキー」「チューブそりすべり」「ミニ雪だるま作り」「雪上ボウリング」「新雪ダイビング」「ストラックアウト(的に向かって雪玉を投げる)」の6種類。それらすべてが無料で楽しめるから嬉しいったらありゃしない。
寒いぞっていう人にはベンチコートも無料で貸してくれるそう。これなら雪が降らないところから来た人でも安心だ。
新雪ダイビング
休みだったので友達同士で遊びに来たという札幌在住の学生さん達。写真上、左から村岡貢さん、横田雄平さん、佐藤沙也加さん、菊池祐合さん。村岡貢さんが新雪ダイビングに挑戦するというので写真を撮らせてもらった(というか、写真を撮りたいから新雪ダイビングに挑戦してもらったというのが正解)。
▼後ろ向きに豪快に倒れ込んでくれた村岡さん、思ったよりも痛いね……とのこと
この日は、数日雪が降っていなかったので、けっこう雪が固くなっていたから痛かったとのこと。雪が降ればふわっふわの新雪なので雪煙をたてて倒れ込むことができるのだそうだ。
チューブそりすべり
次に修学旅行で来ていた高校生がチューブそりすべりをしていたので話を聞いてみた。静岡から来ているから雪がけっこうめずらしい……とのこと。歩くと舞い上がるような柔らかで細かい雪、自分たちが知っている雪とまったく違うということにビックリしていた。
▼雪で作った坂の長~いすべり台を浮き輪状のチューブに載って滑り降りる「チューブそりすべり」
かまくら
かまくらも展示されていて、写真を撮るだけでなく中にも入ることが可能。はじめてかまくらに入った人はたいてい「暖か~い」と思うそうだ。
▼静岡から修学旅行で来ていた高校生のおふたり。左が内藤爽(さやか)さん、右が塩沢綾菜さん。
歩くスキー
「歩くスキー」は、それほど坂のない平坦なところで楽しめるから、はじめて歩くスキーに挑戦っていう人もそれほどにも敷居が高くない。ただし、慣れていないと足がかなり疲れます、とのこと。
▼歩くスキーはこんなに広大なスペースを楽しめるのだ。スキーの貸し出しはもちろん無料だ。
ミニ雪だるま作り体験
クラーク像の前には、ミニ雪だるま作りが体験できるコーナーがある。目、鼻、口用の木片も準備されているから、オリジナルの雪だるまを作ってみよう。
▼雪だるまを作るなんて何年ぶり?なんて声が聞こえていた。その後ろには雪上ボウリングがある。
足湯や、干支の羊も!
雪遊びで疲れた人や寒くなってしまった人のために足湯もある。冷え切った体、疲れ切った体を温かな足湯で癒やせるというのがありがたい。
▼足湯もあるから嬉しいね
そうそう、書き忘れていたが、『羊ヶ丘』というだけにもちろん羊もいるから行った人は見ておこう。冬場は寒いのでけっこう小屋にいることが多いのだそう。ただし天気のいい日は小屋の前に出ていることもあるらしい。
▼羊もいるから、今年の干支の羊……見忘れないように!
札幌の街が一望できる場所で雪遊びができる「さっぽろ羊ヶ丘展望台」。地元の人も観光で来た人も、雪に慣れた人も慣れていない人も、大人も子供も、とにかく楽しめること間違いなし、いちど足を運んでみてはいかが。
▼映像で見る羊ケ丘展望台スノーパーク
▼さっぽろ羊ヶ丘展望台
北海道札幌市豊平区羊ヶ丘1番地
TEL:011-851-3080
営業時間:10月~4月:9時~17時、5月~6月:8時30分~18時、7月~9月:8時30分~19時
スノーパークの遊具を楽しめるのは10時~15時(14時45分が最終受付)
入場料金:大人520円、小・中学生300円
定休日:年中無休
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