洞爺湖温泉は言わずと知れた道内有数の温泉地です。温泉に入りに行くのも良いですが、もっと手軽に温まることができるのです。それが洞爺湖温泉街に点在する「手湯」「足湯」です。今回、洞爺湖温泉街の手湯・足湯めぐりを、花田省希子さんが体験してきてくれました。
洞爺湖温泉街の足湯と手湯の魅力とは?
温泉街には10カ所以上の手湯・足湯が開放されており、夏季はもちろん冬季でも無料でポカポカと温まることができます。手だけ、足だけなんてホントに温まれるの?というあなた。手・足だけでもカラダ全体がポカポカ温まるのです。特に冬季は寒い日こそ手湯・足湯を堪能していただきたい。是非現地で手湯・足湯めぐりをして体感してみてください!
ところで、洞爺湖温泉街には何カ所の手湯・足湯があるのでしょうか。社団法人洞爺湖温泉観光協会は以下の場所を伝えています。手湯は12カ所(うち1ヶ所は廃止)、足湯は4カ所あり、足湯と手湯を併設するのは3カ所になります。
※番号は編集部が勝手に付けたもので、特に意味はありません
1.薬師の湯(足湯ポケットパーク)[足湯・手湯]2.しあわせの手湯(大和旅館)[手湯]3.薬壷の手湯(洞爺山水ホテル和風)[手湯]4.安産祈願の手湯(トーヤ温泉ホテル)[手湯]<廃止>
5.薬壷の手湯(洞爺湖畔亭)[手湯]6.長寿の手湯と足湯(洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス)[足湯・手湯]7.縁結びの手湯(洞爺給油センター)[手湯]8.長寿と幸せの手湯(洞爺観光ホテル)[手湯]9.薬師如来の手湯と足湯(ホテルグランドトーヤ)[足湯・手湯]10.出逢いの手湯(お宿 多佳津)[手湯]11.長寿の手湯(北海ホテル)[手湯]12.健食の手湯(わかさいも本舗洞爺湖本店)[手湯]13.洞龍の湯[足湯][PDF]社団法人洞爺湖温泉観光協会提供:手湯・足湯MAP
手湯・足湯めぐりの準備
洞爺湖温泉街で手湯・足湯めぐりを楽しむに当たり、準備するものをご紹介しましょう。まずは持ち物。タオルは必須です。万が一忘れても大丈夫。洞爺湖畔にある足湯スポット「洞龍の湯」にある自販機でオリジナルタオルを販売しています。
服装は腕まくりしやすいものを着ていきましょう。足湯も楽しんでいただくため、ストッキングではなくズボン・靴下というスタイルがよいでしょう。各所に着替え施設はありませんので、準備万端で行きましょう。
手湯・足湯めぐりの参考ルート
編集部では、公営駐車場を拠点とし、洞爺湖温泉街で手湯・足湯を楽しむ観光ルートを勝手に設定。それぞれそんなに距離はありませんので、温泉街の街並みを楽しみつつゆっくり歩いてまわるのがおススメですよ。途中には岡田屋・わかさいも本舗など、名物を提供する老舗店舗もありますので、お食事も、土産物購入も心配要りません。
手湯足湯めぐり体験映像
[手湯・足湯] 01.薬師の湯
場所:足湯ポケットパーク
赤い大きな傘が目印の足湯スポット、及び、隣接する湯前薬師如来堂にある手湯。赤い傘状の屋根がある足湯は円形になっており、雨や雪も凌いで足湯を楽しむことができるようになっている。向かって右手には湯前薬師如来堂があり、薬師手の湯がある。右手には湯かけ地蔵が立っており、湯をかけることができるようになっている。
[手湯] 02.しあわせの手湯
場所:大和旅館
手湯スポットで最も高台に位置している。洞爺湖と羊蹄山を望む坂道の途上に位置する大和旅館駐車場入口にある。形状はハート形をしており、半分に分かれた湯船に湯が注がれる。腰かけ台も用意されており、ゆっくりしあわせな気分になれること間違いなし?
[手湯] 03.薬壷の手湯
場所:洞爺山水ホテル和風
足湯ポケットパークにほど近い位置にある手湯スポット。ホテル横の角地にひっそりとある和風の手湯。名前の通り壷のようなものに湯が注がれている。腰かけるものはないが、ちょっと和な感じの手湯を楽しめるのが魅力。
[手湯] 05.薬壷の手湯
場所:洞爺湖畔亭
先ほどの薬壷の手湯と同じ名称だが、場所は異なる。メイン通りにある洞爺湖畔亭にあり、壷のようなものに湯が注がれるこじんまりとした造り。交通量が多くうるさいのが難点。
[手湯・足湯] 06.長寿の手湯と足湯
場所:洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス
メイン通り沿いの洞爺湖万世閣前に位置する足湯と手湯のスポット。切り株の形をした湯船、木を模したものから湯が注がれる。すぐ横には小さな足湯用の湯船も用意されている。足湯と手湯両方を楽しめる数少ないスポットの一つである。
[手湯] 07.縁結びの手湯
場所:洞爺給油センター
メイン通り沿いのガソリンスタンドの看板下にそれはある。とても小さいが、緑と黄の龍が目印。湯は龍の口から出てくる仕掛けになっている。
[手湯] 08.長寿と幸せの手湯
場所:洞爺観光ホテル
メイン通り沿いの洞爺観光ホテル前広場に手湯スポットがある。湯船には、長寿を表す亀や幸せのリスの像があるのがとても楽しい。腰かける石も設置されている。
[昼食・スイーツ] 岡田屋
洞爺湖温泉街のだいたい中央部に位置する豆がおいしい老舗。「白いおしるこ」は岡田屋の看板スイーツの一つで、他にも「温泉どら」もある。通常の飲食も可能で、地元産食材を使ったカレーやうどんなどのメニューも提供する。昼食スポットにいかが。
[手湯・足湯] 09.薬師如来の手湯と足湯
場所:ホテルグランドトーヤ
メイン通り沿いのホテルグランドトーヤ前広場に手湯スポットがある。像が手湯の真ん中に立っているのが特徴。その下に足湯用のものがあるのだが、入りにくいと言える。全体的に小さいスポットである。
[手湯] 11.長寿の手湯
場所:北海ホテル
メイン通り沿い、最も西端に位置する手湯スポットになる。北海ホテル駐車場の一角にあり、他のスポットとは場所が少し離れている。手湯は切り株を模した造りとなっている。
[手湯] 12.健食の手湯
場所:わかさいも本舗洞爺湖本店
メイン通り沿いのわかさいも本舗洞爺湖本店店舗前にある手湯スポット。二段構造になっており、一段目は高いため、大人は立って手湯を楽しめる。子供は二段目の少し低いところを使用すると良いだろう。ついでにお土産を買うならここがオススメである。
[足湯] 13.洞龍の湯
場所:洞爺湖畔(洞爺観光ホテル裏手)
唯一洞爺湖畔に位置し、洞爺湖を見ながら楽しめる足湯スポット。足湯スポットオンリーなのはここだけで、手湯・足湯スポットの中でも最も人気が高い。屋根が設置され、冬季にはサイド部分に透明の覆いがつけられる。中央に洞龍くん像が設置されている。タオルはここの自販機で購入可能。ゆっくり座ってのんびりするのも良いし、迷惑がかからないようなら、床に凹凸があるので歩いてみるのもおすすめ。冬なら長居したくなる、そんな空間。
[イルミネーション] イルミネーショントンネル
場所:洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス向かい
洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス向かいでは、毎年11月中旬以降2月中旬までの19:00~22:00の間、40万球以上の電飾で飾られたイルミネーションのトンネルが登場する。距離は長くないが、カップルにオススメのイルミネーションスポットだ。また、湖畔に続く通りでは11月から3月末まで1万2000球のLEDイルミネーションがともるイルミネーションストリートも実施しており、合わせて楽しむと良い。
いかがでしたか?洞爺湖温泉街で無料で楽しむ手湯・足湯めぐり。寒い冬の季節にオススメのプランです。是非ご参考ください。