新篠津村しのつ湖で冬の風物詩「氷上ワカサギ釣り」に挑戦しよう!

道内各地の特産品や地場産業の話題をお伝えする連載「北洋銀行この街紹介」。今回は、新篠津村からお届けします。

札幌から車で北東に約50分の位置にある新篠津村。平野部に位置する道内有数の米どころで、冬になればあたり一面真っ白の風景へと変わります。そんな新篠津村の冬の風物詩といえば、しのつ湖で人気のワカサギ釣りです。今回は、新篠津村のワカサギ釣りの魅力をご紹介します。

札幌近郊で人気のワカサギ釣りスポット

しのつ湖は、新篠津村の東部を流れる石狩川沿いにある三日月湖です。湖周辺には、しのつ公園キャンプ場、道の駅しんしのつ、新篠津温泉「たっぷの湯」があり、一年を通じて村民の憩いの場として親しまれています。

▼道の駅しんしのつ

この場所に冬でも訪れる人が絶えないのは、温泉施設によるところもありますが、全国的に知られたワカサギ釣りの一大スポットということもあります。実は、札幌市の茨戸川と並んで札幌近郊のワカサギ釣りの二大スポットに数えられる、しのつ湖。湖が全面結氷すると、氷上ワカサギ釣りを楽しもうと、札幌から多くの釣り愛好家たちが訪れるのです。

しのつ湖氷上ワカサギ釣りの3つの魅力

しのつ湖のワカサギ釣りは、初心者から上級者まで楽しめるのが魅力です。特に、ビニールを張った小さな小屋の中で、天候を気にせず楽しめるのは、初心者にも嬉しい! 小屋の中にはストーブが設置されていて、たとえ外が吹雪いていても外気温よりも温かい中でワカサギ釣りを楽しむことができます。

▼ずらりと並ぶビニールを張った釣り小屋

▼ストーブ完備なので温かい釣り小屋

また、釣り道具やエサをレンタルできるので、手ぶらで行くことができるのも魅力の一つです。釣り竿、仕掛け、エサの赤虫、バケツを貸し出してくれます。小屋にはイスやバケツが備え付けられていますので、本当に何も持っていかなくて大丈夫。ただ、小屋の中とはいえ寒い中じっとしていることになるので、厚着をした上で、スノーウェア、帽子、手袋があると良いでしょう。

▼釣り竿レンタル、仕掛け、エサの赤虫は料金に含まれる

もう一つの魅力は、道の駅に隣接する新篠津温泉「たっぷの湯」無料入浴券が付いていること。釣りの後は、冷えた体を温泉で温めると良いでしょう。

しのつ湖でワカサギ釣りに挑戦してみよう!

しのつ湖で氷上ワカサギ釣りが楽しめる期間は、例年12月下旬から3月末(予定)まで。悪天候時には営業しない場合があるので、できるだけ天気の良いときに行きましょう。

釣り小屋利用時の料金は、おとな2,500円、小学生1,500円、幼児800円、3歳以下無料(小屋利用料と釣魚料込)。外釣りや夜釣りの場合は、大人2,000円、小学生1,000円、幼児500円、3歳以下無料。

受付は、平日7時~15時半、土日祝日は要予約で6時半~16時まで(受付場所は、たっぷの湯ロビー)。平日はいつ行っても受付時間から最大3時間まで利用可能ですが、土日祝日の小屋釣りは利用時間が決まっていて、7時~10時、10時20分~13時20分、13時40分~16時40分の3パターンしかないので、注意しましょう。

釣り場は3ヵ所あり、初心者向きなのは、道の駅裏手にある「たっぷ釣り場」。小屋の数が最も多く、受付後すぐに釣りを始められるのが魅力です。水深は1~2メートルと浅めなので、もっと釣りたいという方は、水深3~5メートルある「北釣場」「南釣場」がおすすめです。

▼最もポピュラーな「たっぷ釣り場」

キュウリウオ科に属し、全長10センチほどの小さな魚であるワカサギ。エサの赤虫も小さくて、最初は釣り針にチョン掛けするのに苦労しますが、慣れれば早く付けられるようになります。

▼初心者でも気軽に始められるワカサギ釣り

ワカサギ釣りのコツとしては、竿を絶えずこまめに動かすこと、2~3分おきに新鮮なエサに変えることだそう。釣れたワカサギは、持ち帰って自宅で食べても良いですし、道の駅のレストランでてんぷらにしてもらうのも良いでしょう(別途500円)。

▼淡白な味わいがするワカサギ

▼天ぷらにするとおいしいワカサギ

この冬は、新篠津村しのつ湖で氷上ワカサギ釣りに挑戦してみませんか?

北洋銀行当別支店(とうべつしてん)

所在地:石狩郡当別町園生55番地23
電話:0133-23-2615

道の駅しんしのつ
所在地:石狩郡新篠津村第45線北2番地(道道江別奈井江線沿い)
電話:0126-58-3166
営業時間:10時~22時