キャラクター「小春六花」が小樽市とコラボ開始―小樽のPRを目指す

合同会社TOKYO6 ENTERTAINMENT(本社:東京都港区)は2021年5月22日、合成音声ソフトのキャラクター「小春六花(こはるりっか)」が小樽市とコラボレーションすると発表しました。小樽観光協会やFMおたるなどと連携してコンテストを行うなど、キャラクターを活用して小樽をPRしていく計画です。

小春六花とは

「小春六花」は、テキスト読み上げソフト「CeVI AIトークボイス」、歌声ソフト「Synthesizer V」を展開するキャラクターです。

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同社創業者の赤迫竜一(アカサコフ)さんは、ボイスロイド/ボーカロイド「結月ゆかり」「紲星あかり」の制作に立ち上げから携わった経験があり、2020年5月16日に同社第一弾企画として新キャラクター「小春六花」を発表しました。誕生から約1年ですが、すでに多くのファンが生まれています。

小樽とのコラボレーションの経緯

「もともとアニメの聖地巡礼が好きで、地域振興とのコラボは企画当初から念頭にあった」と赤迫さん。

今回、初めて地方自治体とコラボレーションするにあたり選んだのは小樽市でした。赤迫さん自身北海道出身で、小樽市が自分のイメージと合っていたことと、小樽市に協力者がいたことを理由に挙げています。

創作活動や聖地巡礼に適した観光地

まず、公式及びファンによる二次創作企画を立ち上げるにあたり、「小樽には海と山があり、和洋混在の歴史的建造物や街並みが魅力的なので創作しやすく、空港からのアクセスや宿泊やインフラも整っている」ことが決め手になったと言います。

「小樽や余市にはワイン・ウイスキー・ビール・日本酒があり、いずれも工場見学ができる地域は珍しい。聖地巡礼・小樽観光・美味しいもの巡り・お酒の工場見学巡りで3泊は楽しめる」と、聖地巡礼経験者ならではの小樽の魅力を語ります。

地元小樽の協力者の存在

今回のコラボレーションは、小樽商科大学 社会情報学科の木村泰智教授、同グローカル戦略推進センター産学官連携推進部門の山本真史特命准教授を中心に企画・運営を行っています。小樽の協力者とタッグを組んだことが企画を後押ししました。

具体的には小樽観光協会、天狗山ロープウェイ、堺町通り商店街、FMおたるとのコラボレーションになります。

3キャラクターの背景に小樽の名所

架空の「小樽潮風高校」は小樽潮陵高校から1文字いただいて命名

公式の二次創作では、オーディオドラマのアイデア募集、イラストコンテストを実施します。イラストの入賞作は市内にポスターとして掲示されます。また、地元ラジオ局とコラボレーションしてラジオ番組制作コンテストも行われます。受賞作品は実際にFMおたるで放送されます。

こうしたコンテストの開催にあたり、ファンに創作活動の幅を提供したいとの思いから、新たに2キャラクター(夏色花梨、花隈千冬)を誕生させました。

小春六花(こはるりっか)

桜が咲き誇るJR函館本線南小樽駅で、ホームに立つ小春六花

小樽潮風高校2年生、身長160㎝、5月16日生まれ
ギター・ボーカル担当
背景:南小樽駅
声:青山吉能

夏色花梨(なつきかりん)

小樽の観光地のひとつ、旧手宮線跡地に立つ夏色花梨

小樽潮風高校3年生、身長164㎝、9月9日生まれ
ベース担当
背景:旧手宮線跡地
声:高木美佑

花隈千冬(はなくまちふゆ)

小樽を代表する観光地、小樽運河沿いに立つ花隈千冬

小樽潮風高校1年生、身長151㎝、3月2日生まれ
ドラム担当
背景:小樽運河
声:奥野香耶

3キャラクターは人気イラストレーター手島nariさんが描き下ろししており、声は人気声優が務めています。

彼女たちが通う学校は、小樽商科大学がそのまま架空の「小樽潮風高校」として登場します。通称「地獄坂」(風高通り)を登ると高校があり、3人は高校の軽音部に所属しています。また、それぞれのメインビジュアルの背景は小樽の名所になっています。

地元の人とファンの交流や経済効果を期待

「小樽での二次創作活動を通じて、小樽に親しみを持っていただくのと同時に、聖地巡礼の場所として認識していただけるよう活動したい」と赤迫さんは考えています。

今後の展開として、小樽を舞台にして3人のキャラクターが歌うアニメーションミュージックビデオの制作、小樽限定のコラボ商品の制作、スタンプラリーを開催してファンが小樽を訪れる機会を創出すること、各キャラクターの声優のイベント開催と同時に旅行ツアーの企画を予定。

「地元の人とファンとの交流が生まれ、そこに経済的な効果が生まれるようにしていきたい」と赤迫さんは話しています。

(※画像はいずれも合同会社TOKYO6 ENTERTAINMENT提供)

小春六花×小樽市コラボ詳細はこちら(note)