世界三大夜景のひとつに数えられる函館をカラフルな光で色鮮やかに演出しようと、2021年1月から3月にかけて「ネイキッド はこだて光の万華鏡」が開催されます。この冬に特別に行われる「はこだて週末冬花火」とのコラボレーションも実現します。いずれも「はこだて冬フェスティバル」の冬季特別イベントとして開催される予定です。
会場は「基坂」「元町公園」
「ネイキッド はこだて光の万華鏡」は、はこだて冬フェスティバル実行委員会が主催し、株式会社ネイキッド(本社:東京都渋谷区)が企画・演出・制作を手掛けます。道内でも各地で光の演出を行ってきたネイキッドが、函館の冬の夜に挑戦します。
ネイキッドは「元町公園へつながる石畳が美しい“基坂”と函館港や函館の街並みを見渡せる“元町公園“に、 万華鏡のように様々な光の煌めきを楽しめ、光に包まれる空間をお届けする」としています。
イベント会場は基坂と、その上にある元町公園です。
「基坂」に「万華鏡の坂道」が出現
「基坂」会場は、2021年1月4日(月)~3月31日(水)まで毎日17時~22時に実施。「万華鏡の坂道」をコンセプトに、人の動きに合わせて影の色がカラフルに変化するライトアップと、花火のプロジェクションマッピングで坂道を彩ります。
「元町公園」は「はこだて週末冬花火」とコラボ
「基坂」を登って突き当りに位置する「元町公園」では、2021年2月5日(金)~3月27日(土)の金・土・祝前日18時~20時半に開催。正面入口階段は、ナイアガラ花火が流れるほか、公園内では星の瞬きをイメージして木々を彩るイルミネーションを展開します。
また旧北海道庁函館支庁庁舎にはプロジェクションマッピングを実施します。大階段下では万華鏡の光をモチーフとしたデジタル花火「FIREWORKS BY NAKED」と「はこだて週末冬花火」とがコラボレーションします。
はこだて冬フェスティバルの冬季特別イベントとして開催
「函館海上冬花火」(実行委員会主催)が新型コロナウイルスの影響で中止となった今年度は、「はこだて冬フェスティバル」の冬季特別イベントとして「はこだて週末冬花火」が開催されることになっています。
「はこだて週末冬花火」は、2021年1月8日(金)~3月27日(土)までの金・土・祝前日(計27日間)の20時から10分程度、函館湾に浮かぶ緑の島から花火が打ち上げられます(打ち上げ時間と前後は立入禁止)。花火はベイエリアや函館山山頂、摩周丸近くの埠頭から観ることができますが、ネイキッドとコラボレーションしている元町公園からの観覧はイチオシの観覧場所になりそうです。
なお、今冬の「はこだて冬フェスティバル」は冬季特別イベント「はこだて週末冬花火」、同じく冬季特別イベント「はこだて光の万華鏡」のほか、例年通り12月から元町地区で始まっている「はこだてイルミネーション」、「はこだてグリーンプラザ光のトンネル」が中心となって開催されます。
なお、いずれも悪天候により内容の変更や中止することがあります。
開催内容変更発表(追記)
「はこだて光の万華鏡」は開催時期と内容が変更になりました。基坂会場は1月20日からとなり、カラーライトアップ、音響による演出のみとなります。元町公園会場は2月10日からとなり、内容に変更はありません。