皆さん、Jリーグ見てます? 2016年、見事にJ1昇格、2017年残留、そして2018年はACLにも手が届くという快進撃を続ける北海道コンサドーレ札幌。道産子にはうれしい活躍ですが、その中心選手である都倉選手、小野選手がごひいきにしているおそば屋さんが西区にあるのを知っていますか。
ほどよい香りと風味の浦臼産「牡丹そば」
まずは北海道コンサドーレ札幌のチーム内得点王、都倉賢選手オススメの常連店「そば切 雨耕庵」。西野の住宅地にある、ひっそりとしたお店です。ここでは歯ごたえのある田舎蕎麦をはじめ、丸抜き、二色、太打ち麺の4種類を楽しめます。
都倉選手オススメのメニューは鴨せいろ(大盛り・1,850円)。都倉選手がお好きなのは、がっしりとした太打ち麺です。
そば粉は浦臼町で採れる「牡丹そば」。浦臼でも20件くらいの農家が作っているだけという珍しい品種です。こちらのおそばの粉はすべて石臼による自家製粉。10対1の外一で挽かれています。「牡丹そば」は風味が強く、しっかりとした味があることで人気の品種です。
食べてもみると噛み応えがいい。しっかりとした歯ごたえだけでなく、そば本来の持つ味、風味が感じられます。さっぱり系のつゆによく合い、鴨のロースとモモ肉の出汁がよく出ていてほどよい旨味を口中に残していきます。
都倉選手は、もりそば(2色・750円)もお気に入り。こちらは丸抜きと田舎の2色で、それぞれにそばの鮮烈な風味を感じさせる逸品。いつも大盛りでガシガシと食べていくのだとか。
味、ボリューム共に満点の「そば付き幕の内弁当」
次はチームの精神的支柱、そのリーダー的存在でもある小野伸二選手。浦和レッズ、フェイエノールト時代は天才とうたわれ、18歳でフル代表初出場、2014年にコンサドーレ札幌に加入。試合後半の切り札として活躍しています。
そんな小野選手と若手の選手が足繁く訪れるオススメの店は、発寒にある老舗そば店「そば辰本店」です。
ここのオススメは、なんといっても「そば付き幕の内弁当」(800円)。味、ボリュームともに大満足で若手選手が大勢で押しかけることも。かき揚げ、唐揚げ、卵焼き、サラダ、かまぼことたっぷりのお重に、温かいor冷たいおそばがついてきます。
このかき揚げがまた絶品。ボリュームたっぷりの野菜がサクサクに揚がっています。選手はこれを温かいおそばの中に入れて食べるのが人気なのだとか。
天ざるそば(1,050円)も人気です。エビ2本にイカ、カボチャ、大葉、ピーマンをサクッと揚げた一品。更級の二八そばは歯切れも良く、冷たいおそばの喉越しの良さ、食感を存分に楽しめるおそばです。
コンサドーレの選手のサインが並ぶ店内。小野選手を始め、稲本選手、そのほかのほとんどの若手はここのそばが大好き。遠征のない時期などは週3~4回おとずれることもあるのだとか。
どちらも西区の白い恋人コンサドーレ練習場からほど近い距離。練習見学の帰りにでも寄ってみては? 運が良ければ選手の姿を見ることができるかもしれませんよ。
所在地:札幌市西区西野6-5
電話:011-662-7361
営業時間:11時~18時30分(蕎麦なくなり次第終了)
定休日:火・水曜
所在地:札幌市西区発寒12-3
電話:011-662-8587
営業時間:10時30分~20時30分
定休日:日曜