シロクマに囲まれて寝る!「星野リゾート OMO7旭川」にシロクマルーム誕生

旭川市中心部に立地する、都市観光のためのホテル「星野リゾート OMO7旭川」(北海道旭川市6条通9丁目)。そのホテル内に2020年11月、シロクマをテーマにした新客室「シロクマルーム」が誕生します。旭川市旭山動物園のシロクマと会って、夜もホテルでシロクマに会えるという夢のような客室。シロクマに囲まれたい、シロクマ好きのための客室です。

シロクマに囲まれるシロクマルーム

旭山動物園のホッキョクグマ

シロクマ、いわゆるホッキョクグマのことですが、言わずと知れた旭川市旭山動物園ほっきょくぐま館の人気者です。

そのシロクマをテーマにしたシロクマルームは、壁面、ベッドカバー、スリッパがシロクマ仕様になっているほか、シロクマのぬいぐるみや人形も多数配置。ベッドカバーはもふもふしていますし、カーペットにシロクマの足跡が描かれているのもポイントです。

シロクマがいっぱい

細かいところまでシロクマで徹底しているので、ルームキー、スマホスタンド、歯ブラシ置きまでシロクマ。シロクマを主人公にした漫画シリーズ『しろくまカフェ』まで置いてあります。

漫画『しろくまカフェ』

客室に何頭いるのかわからないくらいたくさんいるので、数えてみるのも楽しいもの。チェックアウト時にフロントスタッフに頭数を伝えて、当たっていたらなにかいいことがあるかも?だそうです。

学べる!旭山動物園で使用した看板を設置

客室内には、旭山動物園で実際に使用された手書き看板が展示されます。

旭山動物園の看板はどれも可愛らしいものですが、実はすべて飼育員による手書き。動物園では、毎年春に制作して翌年春まで掲示されています。その貴重な手書き看板の数々が、旭山動物園の特別協力を得て展示されるというわけ。

旭山動物園の特別協力で実現した手書き看板展示

例えば、2002年に「ほっきょくぐま館」が完成する前の「ホッキョクグマ舎」はどこにあったのでしょうか。「きりん舎・かば館」ができるまでを追った写真や、カバ2頭とダチョウがどのように引っ越したのかを説明するパネル、フクロウの羽と排泄物に注目してみたパネルもあります。

こうした手書き看板を見ると、旭山動物園の歴史や、飼育されている動物たちの生態について学ぶことができます。動物園に行く前に「シロクマルーム」に宿泊して予備知識を得ておくのも良いかもしれません。

「星野リゾート OMO7旭川」のシロクマルームは、2020年10月26日(月)予約開始、11月1日(日)宿泊開始。定員3名・30平方メートルの客室で、1泊7,500円~(2名1室利用時1名あたり、税別、食事別)。