北海道を旅する

高確率で野生の熊を海から見られる!「知床半島ウトロクルーズ」

オホーツク観光大使・ラウフェンくかです!

世界遺産知床は野生動物の宝庫! 実に500種以上の動物が生息しています。その中でも野生動物の王と言えば、やはりヒグマ。

みなさんは野生のヒグマを見たことがありますか?

見たいという好奇心と、身の危険の心配とのバランスが揺れ動きながら同居するような……そんな不思議な魅力を持った動物。私の故郷・斜里町ウトロには、船から野生のヒグマをかなりの高確率で見ることができるアクティビティがあります。

今回ご紹介するのは、ゴジラ岩観光の知床ウトロクルーズ「ヒグマウォッチングコース」です。

▼カムイワッカ88号
高確率で野生の熊を海から見られる!「知床半島ウトロクルーズ」

まるで海外のような断崖絶壁!

ヒグマウォッチングコースは朝と昼過ぎの1日2便出港しています。予約はインターネットもしくは電話で受付。

▼ゴジラ岩観光の前で
高確率で野生の熊を海から見られる!「知床半島ウトロクルーズ」

乗船場所の近くにゴジラ岩観光の建物があり、そちらで双眼鏡のレンタルをすることができます。

ヒグマは肉眼でもなんとか見ることができますが、双眼鏡で見たほうが大きく見えるので絶対あった方がいいです! カメラを持参する方は、かなり望遠が効くコンデジや超望遠のレンズを用意しましょう。

▼双眼鏡は必需品!
高確率で野生の熊を海から見られる!「知床半島ウトロクルーズ」

船が出発してまず最初に驚くのは、知床を海から見た時の断崖絶壁……! この景色を見られるだけで、十分すぎるのではないかと思ってしまう程の景色です。

▼羅臼岳と断崖絶壁
高確率で野生の熊を海から見られる!「知床半島ウトロクルーズ」

私は子供の頃ウトロに住んでいたので、陸上から見れる景色に関してはそれが当たり前だと思っていたのですが、船に乗ったことはあまりなかったので、海から見る景色はとても新鮮でした。よく行くプユニ岬やフレペの滝、そしてカムイワッカ湯の滝も、海から見ると全然印象が変わって見えます。

▼海から見たカムイワッカ湯の滝
高確率で野生の熊を海から見られる!「知床半島ウトロクルーズ」

流氷によって削られてできたと言われる断崖絶壁を見ていると、「ここは本当に日本なのか!?」という錯覚に陥ってしまいます。

乗員さんの丁寧な説明を聞きながら素晴らしい景色を眺めているうちに、いよいよヒグマがよく現れる場所まで船は移動しました。

▼まるで外国のような知床の断崖絶壁
高確率で野生の熊を海から見られる!「知床半島ウトロクルーズ」

野生のヒグマを海から見る!

この日は天気がとても良かったのですが、逆に天気が良すぎて気温が高いと野生動物もあまり森の中から出てこないとのこと。

なかなかヒグマが出てこなかったので、もうダメかと思った時に乗員さんの「見えました!」という声が。そこには親子のヒグマがいました。船内もこの日一番の盛り上がりです!

▼ヒグマの親子(写真提供:知床斜里町観光協会)
高確率で野生の熊を海から見られる!「知床半島ウトロクルーズ」

▼カムイワッカ号とヒグマ親子 (写真提供:ゴジラ岩観光)
高確率で野生の熊を海から見られる!「知床半島ウトロクルーズ」

帰り道は陸から少し離れて船が通っていたので、行くときとはまた違った景色が広がっていました。

海から見る知床連山も素晴らしかったですし、夕方ごろになっていたので、太陽が落ちてきてその光で海が照らされている様子も本当に美しくて心が洗われるような思いでした。

▼海から見た知床連山
高確率で野生の熊を海から見られる!「知床半島ウトロクルーズ」

高確率で野生の熊を海から見られる!「知床半島ウトロクルーズ」

知床ウトロクルーズでは、他にもお手軽に断崖絶壁の景色が楽しめる「硫黄山コース」、ヒグマを見ることができて知床半島の先端にある知床岬まで行くことができる「知床岬コース」もありますので、目的によってコースを選ぶことができます。知床岬は秘境中の秘境で、陸路はなく海からしか行けない場所なので、とても貴重と言えます。

是非海からも知床を楽しんでください!

高確率で野生の熊を海から見られる!「知床半島ウトロクルーズ」

【動画】知床半島ウトロクルーズ「ヒグマウォッチングコース」

知床半島ウトロクルーズ「ヒグマウォッチングコース」
所在地:北海道斜里郡斜里町ウトロ東51
電話:0152-24-3060
2017年営業期間:
8:30便 6月1日~10月31日
15:30便 6月1日~9月25日(9月16日より15:15便)
所要時間:約2時間10分(海上気象などの状況で前後することあり)
料金:大人5,500円 / 小学生2,750円 ※小学生未満無料
公式サイト

取材協力:ゴジラ岩観光知床斜里町観光協会
写真・動画撮影:克(laufen)
※一部、ゴジラ岩観光、知床斜里町観光協会提供

Cukaがボーカル担当の音楽プロジェクトlaufen
laufenオフィシャルウェブサイト
laufenFacebookページ

筆者について

ラウフェンくか

ラウフェンくか

2011年4月1日、札幌を中心に活動するlaufen・Cukaの故郷が世界自然遺産知床・斜里町であることから第14代オホーツク観光大使に任命された。2013年3月に連載スタートした「オホーツクまち発見!!旅紀行」では、オホーツク各地の魅力を発信する。