2017年4月28日、大幅にリニューアルし「スポーツ体験型リゾート」として生まれ変わった「きたゆざわ森のソラニワ」。以前の第二名水亭時代からあった「ヨットのある温泉ビーチ」に加え、ロビーで出迎えてくれるロボットやお菓子を積んだミニSLが走るレストランなど、家族で楽しめる新しい仕掛けがいっぱいです。
その中でも話題を呼んでいるのが「野外アドベンチャーパーク北湯沢 ムササビ」です。
これは梯子やロープを伝って樹上のトレッキングを楽しむフィールドアスレチックのコースや、ムササビのようなスタイルで森の中を滑空する「ジップライン」など北湯沢の自然を活かして作ったユニークなアクティビティ施設とのこと。
パンフレットに書かれた「鳥だ!飛行機だ!ムササビだ!」という昔懐かしいキャッチコピーとかっこよく滑空しているお嬢さんの姿に冒険心をそそられ、さっそくアウトドア好きの友人を誘って「ムササビ体験」をしに行きました。
ホテルのロビーを通り抜けた裏山を少し登ると、木から木へとロープやネットが張り巡されたコースが見えてきました。はるかな昔、秘密基地を作ったり忍者ごっこをして遊んだ少年時代を思い出し、次第にワクワク気分が高まってきます。受付を済ませ、安全装具を装着したら、冒険の旅にいざ出発!
イメージだけは冒険少年でも実際は熟年親父だったと気がついたのが、スタート地点から樹上のコースに踏み出したあと。
揺れるクライミングパネルあり……
障害物が設置された空中の木道もあり。
ロープは揺れるし、コース上の板は動いて足下は極めて不安定。しかもその高さは8~9m、下を見ると余計に力が入ります。
それでもあえぎながらネットの道をくぐり抜け……
ゆらゆらと揺れるロープのブランコを一歩一歩進みます。気分は今や「樹上のお散歩」転じてテレビのサバイバル番組「SASUKE」のチャレンジャーそのものです。
そして幾多の障害を乗り越え、ついに迎えたファイナルステージ。待ちに待ったジップラインの「ムササビフライト」です。命綱を握りしめ、勇気を出して樹上のステージからジャンプ!
シュルシュルシュル。ターザンのように綱にぶら下がり、スピードを上げながらラインを滑り下りて行きます。
うしろに流れる木々の残像、そして顔に当たる心地よい風。
もはや樹上アスレチックの疲れは吹き飛び、脳裏をよぎるのは森を飛翔している快感と、このあとに待つホテルの温泉、そして湯上がりのビールへの期待だけでした。皆さんもぜひ新しいアクティビティ「ムササビ」にチャレンジしてみてくださいね。
所在地:伊達市大滝区北湯沢温泉町300-7
問合せ先:きたゆざわ森のソラニワ(TEL:0142-68-5522)
料金:
・ファミリーコース 大人2000円、小人1500円
・ファンコース 大人2500円、小人2000円
・ジップライン 大人1500円、小人1000円
・日帰り温泉入浴 大人800円、小人400円
公式サイト