氷のホテル・バー・アクティビティを満喫!「アイススターホテル」

札幌市に氷と雪のホテル「アイススターホテル」がオープンしました(紹介記事はこちら)。映像だけでも幻想的な雰囲気は十分伝わってくるのですから、実際に滞在してみるとどれほどの非日常、そして夢のような体験が味わえるのでしょうか? それを確かめるべく、いざ、氷と雪の世界へ飛び込んでみました!

アイススターホテル、いよいよ札幌に上陸


氷と雪のホテルの発祥は、スウェーデンです。北海道では2014年からスウェーデンのレクサンド市と姉妹都市だった当別町で初めて冬季限定でオープンし、2016年までの3年間で順調に客足を伸ばしていきました。

そのアイススターホテルが、今年2017年、いよいよ札幌に上陸したというわけです。場所は南区真駒内にある「札幌南ゴルフクラブ駒丘コース特設会場」で、オープン期間は1月14日から2月26日までの44日間。早くも好評を博していて、国内のみならず、海外からの滞在客も多いようです。

それにしても、氷と雪に囲まれた中で、本当に眠れるものなのでしょうか。まずは、ホテル内の様子をご紹介しましょう。部屋の種類は、以下の3パターンです。

▼氷のブロックにぐるり囲まれたベッド!

▼もちろんベッドも椅子も氷でできています

▼寝袋などしっかりした防寒対策で安心

いかがですか? 各部屋とも、四方が氷と雪で埋め尽くされた、まさに日常とはかけ離れた世界が構築されています。しっかりとした防寒対策がなされていて問題なく滞在できますが、万が一リタイヤするという場合も、暖かい別部屋が用意されるということなので安心です。この滞在体験は、きっといつまでも忘れられない思い出となるに違いありません。

滞在だけじゃない、食べて、遊んで、楽しんで!

ホテルといえば、やはり気になるのが食事です。とはいえ、ここは期間限定の特殊なホテル。そこまで欲張るのはお門違いかと思いきや、アイススターホテルでは食事にも徹底してこだわっているのです。

札幌スープカレーの草分け的存在「札幌らっきょ」代表の井出剛さん考案の「北海道スパイスプレート」をはじめ、北海道の有名店がアイススターホテルのために提供する数々のメニューは、どれも道産食材がふんだんに使われていて、まさに絶品! レストランのみの利用も可能なので、滞在せずとも、ここでしか食べられないメニュー目当てに訪れるのもいいかもしれません。

▼ミートとベジタブルが選べる「北海道スパイスプレート」(1,500円)

▼なんと網走産エミューのカツサンド「北海道エミュー」(800円)

▼おつまみにもピッタリ「カチョカバロのステーキ」(700円)

また、ホテルとは別棟のアイスバーがあり、こちらも滞在客以外でも利用できます。

▼独特な雰囲気を醸し出すバーの建物

▼バーの内装も、もちろん氷、氷、氷!

▼グラスまで氷で作るという徹底ぶり

お客さんのオーダーに合わせて、オリジナルのカクテルも作ってくれるというから本格的。寒さが苦手でホテルに滞在するのはちょっと、という方でも、気軽に氷の世界を体感できるので、おすすめです。

また、前述した通り、アイススターホテルがオープンしているのはゴルフ場です。その広い敷地を思いっきり楽しむべく、スノーアクティビティも充実しています。自分で運転できるスノーモービルや、バナナボート、スノーチューブなどなど。時間やコースも細かく設定されているので、それぞれの楽しみ方ができるのは、うれしいポイントです。

▼定番のバナナボートは間違いなく楽しい

▼インストラクターのレクチャーが付くスノーモービル

▼期間限定、土日のみ実施の馬ゾリ体験も

札幌市内というアクセスの良さもあるので、休日、家族でスノーアクティビティを体験するために訪れるという利用方法もできそうです。車がないという方や観光客のために、札幌駅と真駒内駅から直通バスが運行しています。大きくて豪華な観光バスなので、現地に到着するまでのワクワク感をより高めてくれそうです。

▼札幌駅からは1日4往復、真駒内駅からは1日2往復

滞在したり、食べたり飲んだり、遊んだり。アイススターホテルの楽しみ方は、実はこれほどまでに多岐にわたります。いずれにしても、これらはすべて冬の今の時期だけのもの。雪解けの春も待ち遠しいところですが、今しかできない体験を存分に味わい尽くすのも、人生を楽しむひとつの極意なのかもしれません。

【動画】実際に滞在した相神早也佳さんに感想を伺いました

アイススターホテル
会場:北海道札幌市南区真駒内280 札幌南ゴルフクラブ駒丘コース特設会場
予約・お問い合わせ:011-206-9016
公式サイト/Facebookページ