肉まんと思って食べたら鮭の味!ウトロの新メニュー「知床チェプ饅」

AIR-G'(FM北海道)レギュラー番組「laufenのkita-note」とのコラボ企画

みなさんこんにちは。
オホーツク観光大使ラウフェンCukaです。
こちらの記事では、laufenが担当しているAir-G'(FM北海道)の番組「laufenのkita-note」で知床、オホーツクについて取材した模様を文字と写真でリポートします。

<第31回ゲスト>マルミヤ大宮商店・藤田裕司さん(2015年4月30日放送)

―― laufenのkita-note、Cukaがお送りしています。
番組では、毎週北海道に関する様々な方をゲストにお迎えします。
私の故郷、斜里町ウトロに「マルミヤ大宮商店」というお店があります。
海産物のお買い物やお食事が楽しめるお店なのですが、そこで売られている「知床チェプ饅」が超!おいしいんです。
これは皆さんに紹介したい!ということで、今日はこの時間、マルミヤ大宮商店の藤田裕司さんにお話を伺っています。
もしもし!(Cuka)

藤田:もしもし!

―― マルミヤ大宮商店は新鮮な海産物が買える他、食堂もあるんですよね?

藤田:はい、あります。

―― お店っていつから営業されているんですか?

藤田:道の駅うとろの向いの店舗になってからは6年ぐらいですね。
元々のお店はもう20年以上やっています。

―― 今の時期のおいしい旬の食材や、食堂のおすすめメニューを教えてください。

藤田:今の時期は海明けの毛ガニとか地元で獲れるおいしい生うにですね。
こちらが旬の食材かなと思います。

―― おいしそうですね!
私、知床チェプ饅を2月のオーロラファンタジーで歌い終わった後初めて食べたんです。
鮭の味が利いていてすごくおいしかったのですけど、このメニューができたきっかけはなんだったんですか?

藤田:元々食堂の方で鮭のちゃんちゃん焼き丼というのを作っていたのですが、地元の方がもうちょっと違うちゃんちゃん焼きを使った商品を考えた方が良いんじゃないかということで、網走にある東京農業大学の実学センターに地域創成塾というのがあって、そちらの方で商品開発しました。
地元の食材を使った商品を作ることによって地元にお客さんを呼んで地域を活性化し、もっと賑わってほしいなという思いです。

―― 最初チェプ饅を藤田さんがくださった時、肉まんだと思って食べたら、あれ?これ鮭の味する!?とすごいびっくりしました。
この味を決めるまでに色々調整などしましたか?

藤田:そうですね、味はやはり好みがあるので、どれが良いのかというのはなかなか難しかったですね。
ただ、ちょっと野菜を多めに入れることによって味噌の辛さを薄くしたりだとか、そういうことは色々考えました。

―― 味を決めるときは色々な人に食べてもらうんですか?

藤田:はい、地元の知っている方に食べていただいたり、後は網走や札幌の試食を出すようなイベントで試食してもらってアンケートを取って、という感じでやっていました。

―― そしてこのおいしいチェプ饅が誕生したんですね。

藤田:そうですね。

―― この「チェプ饅」という名前、チェプって何ですか?

藤田:チェプはアイヌ語なんですけど、アイヌの方が鮭のことを「カムイチェプ」、神の魚と言っていたみたいなんです。
鮭のちゃんちゃん焼きを使うので、魚という意味のチェプをいただきました。

―― このチェプ饅の他にお土産に買って帰ることのできる食べ物などはありますか?

藤田:毛ガニも茹でたてをお持ち帰りすることができますし、これからの季節は生うにもお持ち帰りできます。
あとは生うにを使ったおにぎりなどもあります。

―― うには加工などされているんですか?

藤田:うにの加工は特にはしていないですね。
漁師さんに頼んだものを仕入れするという感じです。

―― 素材の良さを活かしているんですね。

藤田:そうですね、何も手を加えなくてもおいしいです。

―― 藤田さんが考える北海道、知床らしい音ってどういうものか教えてください。

藤田:音というか、静寂かなと思うんです。
自然の中で音を感じないというか、それが音ではないんですけど、知床らしいというか。

―― ありがとうございます。
今日はマルミヤ大宮商店の藤田裕司さんにお話を伺いました!ありがとうございました。

藤田:ありがとうございました。

マルミヤ大宮商店

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