みなさんこんにちは。
オホーツク観光大使ラウフェンCukaです。
こちらの記事では、laufenが担当しているAir-G'(FM北海道)の番組「laufenのkita-note」で知床、オホーツクについて取材した模様を文字と写真でリポートします。
<第28回ゲスト>網走ビール株式会社・長岡拓児さん(2015年2月26日放送)
―― laufenのkita-note、Cukaがお送りしています。
番組では北海道に関する様々な方をゲストにお迎えします。
皆さん網走ビールって知っていますか?網走オリジナルのビール、発泡酒なのですが、珍しい材料や、色の種類が沢山あるんです。
今日は網走ビール株式会社の、長岡拓児さんにお話を伺ってみます。
もしもし、こんばんは!今日はよろしくお願いします。(Cuka)
長岡:こんばんは、よろしくお願い致します。
―― 網走ビールは私も飲んだことがあるのですけど、今は全部で何種類ぐらいあるのでしょうか?
長岡:今は瓶で6種類と、缶で1種類ございます。
―― それぞれどんな商品名か教えていただけますか?
長岡:『流氷ドラフト』、『知床ドラフト』、『はまなすドラフト』、『じゃがドラフト』こちら4種類が発泡酒になります。
それとビールで『網走プレミアム』と『監極の黒』、缶は『流氷ドラフト』のみです。
―― ありがとうございます。
綺麗な水色の『流氷ドラフト』、緑色の『知床ドラフト』など、カラフルな発泡酒がたくさんありますよね。
このシリーズはどういったきっかけで生まれたのでしょうか?
長岡:地域の産物や特徴を生かした地ビールを作ろうという代表の考えの元、まず冬の網走をイメージできる商品を作ろうということで完成したのが青い発泡酒の『流氷ドラフト』です。
こちらは実際の仕込み水に流氷を使用して、オホーツク海をイメージできる青い色に仕上げました。
―― 青い色を出すのは難しそうですけど、どうやって作っているんですか?
長岡:こちらは天然色素のクチナシという花から色素を取って青い色を付けております。
―― これだけカラフルなものがたくさんあると作るのに苦労したものもあったと思うのですが、開発で大変だったことってなんでしょうか?
長岡:綺麗で鮮やかな色を出す為に、合成着色料ではなく天然色素の使用にこだわりました。そしてビールの味を落とさないように麦芽の使用比率を変えて色を出すという点はやはり難しかったですね。
特にこの青い色は、天然色素を他にも何種類か作ったのですが、今のクチナシが一番オホーツクの海をイメージできる青かなと思っております。
―― 他のものは色々な色素を混ぜて作るんですか?
長岡:緑色の知床ドラフトに関しては、青の天然色素のクチナシ、黄色の天然色素のベニバナを混ぜて緑色にしています。
―― その比率って凄く難しいと思うのですけど、作るのには何年ぐらいかかったのでしょうか?
長岡:開発自体にはそこまで期間はかかっていないのですけど、弊社の工場長が試行錯誤して、ひと月ふた月と色を出して出来上がったという形です。
―― 何回も何回も試飲を繰り返してここまで作られたんですね。
長岡:はい。
―― 最初はビールしかなかったと聞いたのですが?
長岡:そうですね、昔はビールのみだったのですが、先ほどお話しました地域の産物や特徴を生かしたいという代表の考えの元、他にはない面白いビールを作りたいということで、色の付いた発泡酒の販売を開始しました。
―― これから登場する新しいお酒、今研究中のお酒がありましたらこっそり教えてください!
長岡:はい、実は『じゃがドラフト』は3月に販売終了するのですが、今年の春に『桜桃の雫』という商品を販売開始致します。
―― 桜桃ですか?
長岡:さくらんぼのことですね。
こちらは網走産のさくらんぼを使用して、女性やビールが苦手な方でも飲みやすい商品として作り上げました。
―― 味はどんな感じですか?
長岡:ほんのりさくらんぼの味があり、甘みと酸味がバランスよくできています。
―― 美味しそうです!女性がとても好きそうなお酒ですね。
長岡さんが考える北海道、網走らしい音ってどんなものでしょうか?
長岡:やはり流氷鳴きかなと思います。
―― 耳を澄ましてぜひ聴いてほしいですよね!
長岡:そうですね。
―― 網走ビールの各商品は、網走、そして道内各地で販売されお店で飲むこともできます。
ネット通販もされているので、詳しくは網走ビールのホームページをご覧ください!この時間は、網走ビールの長岡拓児さんにお話を伺いました。
ありがとうございました。
長岡:ありがとうございました。
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