留辺蘂発! 諦めない心から生まれた「白花豆のモンブラン」を食べよう!

みなさんこんにちは。オホーツク観光大使ラウフェンCukaです。季節は春を向かえオホーツクにも花が美しい季節がやってきましたね。今回はオホーツクならではのとっておきのスイーツをご紹介します。

オホーツクの北見市留辺蘂(るべしべ)町が、白花豆(しろはなまめ)の生産量日本一というのはご存知でしたか?白花豆は白いんげん豆で年々生産量が減っていますが、主に高級和菓子の材料として使用されています。

留辺蘂で生まれた「白花豆のモンブラン」

今回はこの白花豆を利用したモンブランを提供している、留辺蘂町の「ファミリーレストラン エフ」常務取締役の古田さんにお話を伺いました。白花豆のモンブランは2012年6月に発売しましたが、発売までは紆余曲折があったようです。

留辺蘂町の温根湯温泉再生整備事業(山の水族館移転改築等)の「地場産品開発事業」で、留辺蘂ならではのおみやげ品を開発できたらとプロジェクトがスタート。留辺蘂の特産物を使用し2年間様々な試行錯誤をしましたが、なかなか商品化までたどり着けず事業が終了してしまいます。

事業が終了しても何とか商品化したいと、古田さんは最後に白花豆のモンブランを提案。地元のパティシエ藤田さんとコラボレーションをして、何度も試作を繰り返しついに発売に至りました。

▼白花豆のモンブラン

白花豆のモンブランは甘すぎず後味はすっきり。
栗の代わりの白花あんが、白花ムースを包みます。
栗よりもあっさりしていて、自然な甘みで食べやすい印象です。

通常のモンブランは、下地にカステラを使用したものが殆どのようですが、こちらはタルトを使用しています。ほどよい甘さでバランスが良く、あっという間に食べてしまいました!

白花豆のモンブランは、週末(金~日曜日)を中心に数量限定で販売しています(予約可能)。

▼ビート黒糖プリン

ビート黒糖プリンも食べてみましたが、シロップがビターな味付けでこちらもオススメです。

▼オホーツクならではのお食事メニューも充実


スイーツの他、オホーツク北見塩やきそば、オホーツク干貝柱塩ラーメンなども存分に楽しめますので是非食べてみて下さい!

編集後記

何事も諦めてしまえばそこで終わり。古田さんから白花豆のモンブラン完成までに至る話をお聞きした際、とても感動してしまいました。思いがたっぷり込められた食べ物は、さらに美味しく感じますね!以前ご紹介した「おんねゆ温泉 山の水族館」と僅か8kmの場所にありますので、是非両方とも楽しんでみて下さい!

■取材協力
ファミリーレストラン エフ
〒091-0027 北海道北見市留辺蘂町旭西220 [地図]
TEL:0157-42-4574
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