全長わずか3.5cm―網走土産に小さな小さな『ニポポストラップ』はいかが?


【網走市】 北海道土産といえば「木彫りの熊」をイメージするひとはけっこう多いなか、網走の場合は熊よりも「木彫りのニポポ」が代表的。どこの土産物店へ行っても木彫りのニポポは陳列しているほど。そこへ小さくとってもかわいい「ニポポストラップ」があるのはご存知だろうか?知る人ぞ知るこのニポポストラップは秘かに若者からの注目も集めつつあり、わたくし美裡紫のイチオシグッズでもあるのです。

持っていると幸せになれる……!?


アイヌ民族は古くから、家族を病気や怪我から守るため木彫りのニポポを持ち歩いたり家に飾る風習があったことから「幸せのお守り」として大切に扱われてきた歴史が存在する。それは過去だけでなく現代でも、網走市内で大きなニポポがそびえ立つ光景を各所で見られたり、北海道と言えばおなじみカントリーサインでも網走のシンボルマークとして有名なように、網走市の幸せを今でも守り続けてくれていると言える。

このエピソードを踏まえ、ストラップになったニポポを身につけていると「幸せになれる」という願いを込めてのお土産として贈れば、きっと大切なあの人にも喜んでもらえるのでは?

超極小サイズでとってもかわいい!


「網走に来たならニポポ」という印象は強くても、なかなか木彫りのニポポ人形を買って帰るというわけにもいかないのが問題点。大小さまざまな大きさがあるとはいえ、特に若者向きではない民芸品に興味を持ってもらうにはデザイン面でも価格の面でもけっこう難しい。

置物の木彫りニポポはいちばん小さくて体長9cm。これでもかわいらしいというのにストラップだとわずか3.5cmと超極小!なおさら誰しもが手に取りやすくなっていることと、低価格で提供することが実現できているので、帰りの荷物もかさばらず「これならお土産に」と選んでくれるひとも多い。


もちろんの網走限定!ここでしか買えない貴重品!

やはり網走を代表する土産品なので入手するには網走を訪れなければかなり難しい。当然通信販売での購入は不可!

という面だけが貴重ではなく、驚きなのはこのストラップに限らず木彫りニポポ製品はすべて手彫り!なので、よく見ると一体一体それぞれの表情が微妙に違い、木の木目や色・風合いもそれぞれに違う。なかには職人ではなく、網走刑務所の受刑者の製作品もあるのでこれはまたさらに貴重かも知れない。

これから流氷シーズンに網走観光を考えるなら、ぜひとも木彫りのニポポに目を向けていただきたい。そしてぜひ「網走に来た証」としてストラップを思い出として残してみるのは悪くはないはず。

大人気ゆるキャラ・ニポネもいいけれど、元祖ニポポの存在もお忘れなく!